介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

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日々の暮らしがすべて



昨年末と、

今年の初めに、

親戚の葬儀に参加して思ったのは、

日々の暮らしがすべてだということ。

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そしてまた、

2月には、

友人が65歳という若さで死に、

彼の実家を訪ねた3月、

また思うところあり。


中華を統一し、

長い戦国時代を終わらせた政(始皇帝)の栄光は束の間で、

死後は宦官の趙高にその屋台骨を乗っ取られ、

政を支えた荀子の弟子、李斯も殺されますが、

その李斯も、保身から、

同じく荀子の弟子、韓非を葬り去っており、

才あるがゆえに警戒され、

妬まれるのもまた、よくあること。


数多くの英雄、豪傑の、理想、

そして、駆り出された無名兵士たちの、

戦場で流された夥しい血の代償が、

あまりにもお粗末なのは人の持つ業の故か。


一つの中国を主張してやまない習近平も、

いつ、ことを起こすか、

わかったものではありません。


プーチンのウクライナ攻めはなおも止まず、

虐殺の怖さを誰よりも知っているはずのイスラエルが、

ガザでの残虐行為をやめる気配はありません。


世界には、

他にも、

紛争中の地域がいくつもあり、

まさに狂気の世界。


そうした中、

今日も平和に暮らせている僕は、

厳かな気持ちに、

ならざるを得ません。


今日はこれからアルバイトに行くので、

これで終わりますが、

日々の暮らしがすべてであると、

思っています。 





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49日法要と青空



昨日は、

高崎の伯父の49日法要でした。


最寄り駅は私鉄ですが、

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少し遠いJRの駅へ。


高崎までは、

1時間20分ほどの鉄道旅。


途中の小川町で、

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パチリ。


お寺での法要ののち、

高台にある墓地へ。


告別式の日は雪でしたが、

49日法要の日は、

快晴。

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青空を見ていると、

広い霊界を、

感じます。
 



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「不幸な成功者」と悪魔の退屈



一昨日は、

低支出ながらも生き抜いている人、

そして昨日は、

公務員でありながら破綻しかけている人、

を取り上げましたが、

今日は、

お金が腐るほどあるのに不幸な人、

を取り上げてみます。


以下は、現代ビジネスからの一部抜粋。


「これからも事業をさらに拡大しようと思えばできるでしょう。ただ、これ以上事業を拡大することに意義や面白味が感じられない。個人的な財産はかなりあるが、これといった使い道もなく、貯金が増えていくばかり。

資産運用もやっていますが、資産運用してお金を増やしても、増やしたお金をまた資産運用に回すだけ。事業も資産運用もマネーゲームに感じられ、マネーゲームに勝ってお金を得ても、意義や面白味が感じられるお金の使い道が見つからない。試しに違うビジネスも始めてみたが、やはりマネーゲームの域を出ない。

独立して事業が軌道に乗るまでは毎日大変だったが、今から思うとあの頃はモチベーションも高く、忙しいながらも楽しかった気がする。今は目標ややりがいを見出すことができず、正直、生きていて面白くない。毎日が憂鬱です。

独立して必死で頑張って手に入れたかった状況を手に入れたのに、まさか憂鬱な毎日を過ごすとは思わなかった」

T氏は28歳でIT関連の仕事を始め、不労所得を得ることを目的として寝る間も惜しんで働き、43歳となった今では、ほとんど何もしなくても毎月1千万円弱の収入が入ってくる仕組みを作り上げました。

港区のタワーマンションに住み、毎日、好きな時間に起き、好きな物を食べ、夜な夜なパーティや飲み会に出かける。高級車や高級ブランドの時計や服も買ってみた。興味があることはとりあえずやってみた。それでも預金残高は増え続ける。そういう生活を3年ほど続けてきた。

でも、今はそんな生活にも飽き、欲しいものも特になく、マンションの中にあるスポーツクラブに通って軽く運動し、出前をとって食事を済ませ、マンションの敷地の中から出ない日も多いとのこと。

そんな現状を説明された後、こう話されました。

「今、生きている感じがしないんです」



うーん、 お金は腐るほどあり、

もはや生きるために稼ぐ必要がなくなり、

同時に生命力も失っていく、と。


地位財依存型の人に、

ときどき起こる症状、

でもありますね。


高級車や、

高級ブランドの時計や服は、

地位財の象徴。


こうした、一部の成功者が陥る退屈を、

僕は、悪魔の退屈、と呼んでいます。


悪魔というのは、

だいたいが、

退屈な存在なんです。


その理由は、

内的な喜び、

内発的な充足感がないから。


その、

内的な喜びへの道を説くのが、

本来の宗教家の在り方だと思うのですが、

そうした宗教家は極めて少ないのが、

現状です。

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その点、たとえば中村哲さんですか、

アフガニスタンで銃弾に倒れましたが、

死ぬまで、

内発的動機付けによって、

生き抜いた人。


内発的動機で生きている人は、

退屈とは無縁だし、

その内なる喜びこそが、

神へとつながる道。


宗派も思想信条も関係なく、

永遠の命を得ている人。


本当の豊かさとは何かを、

丹念に追及していくと、

次第に地位財から離れ、

もっと有り体に言うと、

他者との比較、

優劣というものから、

離れていきます。


そして、

そうした生き方こそが、

風の時代の生き方であり、

これからの時代の主流になっていくような気が、





しています。







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