介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

Mさん

貧富の差が拡大している時代の生き方



一昨日は、

僕の友人のAさんの提案で、

日光、宇都宮方面へ。


実は、9月末に、

共通の知人である女性が50代の若さで亡くなり、

その母親であるMさんを連れて、

紅葉の綺麗なうちに、

ゆかりの地に行ってみようと。


このMさんの娘さんは、

幸福の科学の職員さんでした。


まずは日光にある日光精舎へ。

その後、昼食を摂り、

宇都宮にある未来館へ。


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昼食を食べたお蕎麦屋さん 


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未来館から見る夕日


Mさんは84歳ですが、

頭の回転が速く饒舌。

行き帰りの車の中で、

たくさんの話を聞くことができました。


頼りにしていた娘を、

80代で失うMさんの苦しみ、

そしてそれをさりげない形で慰めようと、

今回のドライブを企画したAさん、

一昨日は、

この二人の美徳を見た思いがしました。


MさんとAさんに共通しているのは、

相手のことを思いやる気持ちが深いところ。

そしてそれが、ごく自然にできるところ。


さらに言えば、

二人にとってはそれは当たり前すぎて、

与えているという自覚すらない
こと。


先日、テレビで、

ダンプ松本さんを見たのですが、

自分を一度もいじめたことがなく、

いつも親切にしてくれた先輩のことを話し、

その先輩、

マミ熊野さんがサプライズで登場し、

よくしてもらったことを話すと、

マミさんは、

全然覚えていない、

と言っていました。


これを見た時に、

だよね、と、

僕はつぶやいていました。


本当にいい人というのは、

他人にしてあげた行為を、

いちいち覚えていない
のです。


それほど、

人をいたわるということが、

当たり前の感覚になっているのですね。


世の多くの人は、

相手に対して、

あれをしてやったこれをしてやったということを、

覚えているものです。


そして、

その意識があるものだから、

無意識のうちに、

相手に対価を求めます。


そして何かしら、

その相手の対応に気に喰わないことがあると、

あんなことやこんなことをしてあげたのに、

あの態度はけしからんとなったりします。

まあ、凡人の見本のような例ですが、

こういう人は案外多いのです。


僕が、

MさんやAさんを非凡だと思うのは、

自然に、

相手を尊重する行為ができるところ。


たとえば、

日光での食事の後、

Mさんと僕が話し込んでいるときに、

Aさんが静かに会計を済ませたのですが、

それを見たMさんが私が払うから、と。


いやいや今日はMさんに、

安らいでもらうための日ですからと言って、

僕は、

二人を息子だと思って全部任せてください、と。


Mさんは、

死んだ僕の義母の友人でもあったのですが、

とても気前のいい人で、

とても親切な人。

だから多くの人から助けてもらえるのです。


そのMさんが車内で、

繰り返し口にしていたのが、

感謝のことばでした。


いろんな人に助けてもらってと、

何人かの名前を挙げ、

感謝を口にするMさん。


そしてこのMさんの素晴らしいところは、

依存心が少なく、

まずは自力でやれることはするという姿勢。


これは本当に、

人生の先輩として、

見習うべきところだと思いました。


風の時代は、個人が輝く時代。

そして個人が輝く前提は、

独立不羈の精神。


まずは自分で何とかするという精神。


この気概があった上での助け合いは、

実に清々しい


これが、

風の時代の人間関係です。

AさんやMさんは、

まさにそれに該当します。


そして、

風の時代は、

いろいろなことが、

明るみになる時代。


今、世界的な規模で、

貧富の差が拡大しています。


日本でもモノの値段が上がり、

庶民は値段に敏感になっています。


たとえば、

釜揚げうどんが半額になる日の丸亀製麺などは、

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店に入るまでにも時間がかかる、と。


お前も並んでいるうちの一人だろと言われれば、

そうですと答える僕ですが、

いい迷惑なのは、

半額狙いではないお客。


この辺りは、

観光客が押し寄せる、

たとえば軽井沢なども、

渋滞の影響で、

住民の生活に支障が出るありさまなどは、

似ているよね、と。


あ、少し横道にそれました。

そう、貧富の差の拡大の話でしたね。


これまで調子が良かった中国も、

陰りがさし始め、

八つ当たり的な事件が頻発しています。



貧富の差が拡大していますが、

拡大するのは貧富の差だけではなく、

幸不幸を感じる体感も、

どんどん差がついていきます



主イエスは、

このように言われましたね。

あなたがたに言うが、

だれでも持っている者は、

さらに与えられ、

持たない者からは、

持っているモノまでも取り上げられるであろう
と。


貧富の差の拡大も、

幸不幸を感じる体感の差の拡大も、

今後は、ますます大きくなっていくでしょう。


今朝起きて、

何気なくテレビをつけたら、

岩崎多恵さんという起業家が出ていました。


ライフラインという、キリスト教の番組です。


彼女の父親は友人の借金の保証人になっていたため、

その友人の借金を家族で負うことになったそうです。

彼女が17歳の時です。

その後11年間働き詰めで借金を返済、

その後起業して、

今は繫栄しているのですが、

久しぶりに素晴らしいクリスチャンを見ました。


僕はキリスト教は好きではないのですが、

素晴らしいクリスチャンを見ると、

キリスト教の感化力はすごいなあと感心します。


世の中には、

自分の借金ですら、

いろいろと理屈を付けて返さない人もいます。


彼女が17歳で背負った十字架は、

自分の借金ではなく、

父の友人の借金です。


しかし彼女はその苦難の道のりから、

大きなものを学び、

今はその内なる光と行動力で、

世の光となっています。


彼女のような人に伝道されれば、

僕もクリスチャンになるかもしれません(笑)


今の僕は、

幸福の科学を退会していますが、

誘われれば今回のように精舎にも行くし、

いたって自由。


また、MさんやAさんも、

ラベルやレッテルで人を判断しないので、

今ここにいる人間としての、

付き合いができるのですね。


三人とも、

諸行無常を知っているので、

今回のドライブの尊さも、

よくわかっています。


世がどのように移ろおうとも、

貧富の差が拡大しようとも、

独立した人間として生きる気概があれば、

むしろ風の時代には追い風になることを、

付け加えたいと思います。




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清掃し、簡素に、静かに暮らす

昨日は、二階の納戸を整理し、階段と一階の居間を清掃しました。

一階の居間に仏壇が置いてあり、一週間前に、AさんやMさんと、父の三周忌、母の一周忌を兼ねた墓参りに行ったときに、いただいた花が、まだ綺麗に咲き誇っています。

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仏壇から降ろして、撮影してみました。

父と母が、喜んでいるのがわかります。

この花を見て、仏壇に手を合わせるたびに、ありがとうAさん、ありがとうMさん、という気持ちになります。

さて、清掃をしだすと、気になるところが出てくるわ出てくるわで、清掃の連鎖。

そして清掃の合間に自炊し、適量の食事をいただく、という簡素な生活。

少し前まで、好きなだけ食べる一日一食生活でしたが、このところ、一日二食で適量、に変わりつつあります。

自分の体に訊きながら、調整しているところですね。

仮に一日一食でも、めいっぱいは食べません。一日一食生活であっても、やはり適量にとどめるべきだ、ということを学びました。

今日は、お風呂場の清掃を予定しています。

それと、持ち物を改めてチェックして、さらなる断捨離もする予定。

暑い日になりそうですが、僕の生活は、静かです。

「清掃し、簡素に、静かに暮らす、この生活に、何が欠けていよう」が、僕の気持ちです。


YouTubeで、消されても消されても、アップされる山下達郎。

もし、これまで消されなかったならば、ぶっちぎりの再生回数。


今日のように天気の良い日曜日には、こんな曲は如何、ということで、僕の大好きな山下達郎の、ミュージックブック、という曲。





こんな曲がさらりと作れてしまう山下達郎って、マジ天才。

今日は、3年前に死んだ父の命日

先日の、5月11日は、昨年亡くなった母の命日でした。

そして、今日、19日は、3年前に亡くなった父の命日です。

今日は、いつも世話になっている友人のAさんと、母の友人でもあり、僕も世話になっているMさんが、来て、Aさんの車で、両親の墓参りに行きました。

その前に、今日は、地区の一斉清掃日だったので、まずは地区の義務をしっかりと果しました。

その後、3人で、墓参りに行ったのですが、父と母の喜ぶ顔が目に浮かびました。


その後、二人に、僕の生まれ育った家、市営住宅で築60年、を見せました。

まだ、その市営住宅は、何軒か残っており、人の暮らしがありました。


その後、藍屋で食事をし、帰ってきたのですが、天気にも恵まれ、良い墓参りができました。

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考えてみれば、母にとっては一周忌、父にとっては三周忌です。

法力も徳もない坊さんの読経よりも、AさんやMさんに、墓参りしてもらったほうが、どれほど両親が喜ぶことかと思いました。

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