介護離職するまで働いていた新宿勤務時代、
同僚の大半は、
マンションかアパート住まい。
独り者が多かったせいもあるのでしょうが、
故郷を離れて都会に出て、
働いている者の多くは、
そのまま故郷に帰らない人もいます。
東京は、
そんな人たちの吹き溜まり。
11月14日は、
恒例の沿線巡りをしました。
埼玉県民の日なので、
一日パスが安く買えるから。
朝五時に家を出て、
まずは最初の乗換駅へ。
いつから湘南台まで行けるようになったのか。
僕が副都心線で新宿三丁目まで通っていたころは、
すでに元町中華街行きはありましたが、
湘南台までは行けなかったですよ。
まあいいか、これも、世の移ろい。
まずは寄居へ。
そして散策後、鶴瀬へ。
早朝に家を出たせいで、
鶴瀬に着いた8時の時点で小腹が空いていたのでマックへ。
朝食を摂りながら、道行く人を眺める。
その後、朝霞、朝霞台、川越、鶴ヶ島、森林公園、柳瀬川、川越、
そして自分の街の駅に帰る、と。
川越に2回寄ったのは、
昼食と夕食を摂るため。
11月が期限の株主優待を、
使い切るのももう一つの理由。
昼食。
夕食というよりも、ちょい飲み。
SFPの株主優待も期限内に使い切り、めでたしめでたし。
そしていつものように川原での思索も、しましたよ。
わが青春の黒目川。
迷いの日々の中、思索を重ねた柳瀬川。
ペアモールもちょっと歩きました。
沿線散歩をしながら、
介護離職するまで働いていた新宿の会社だけでなく、
浜松町時代、
新大久保時代、など、
それぞれの現場で出会った、
故郷を離れて暮らす人たちのことが、
なぜか思い出され、
日の暮れの早くなった秋の寂しさが、
ひどく骨身にしみた、
僕なのでした。