介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

退職金

平均退職金が年々減り続けているそうです

厚生労働省「就労条件総合調査」によりますと、定年退職者(大卒)の平均退職金は、山一證券が破綻した1997年の2871万円をピークに年々減少し、2013年にはついに2000万円を割り込み1941万円となりました。

16年間で930万円減少し、10年前の2003年(2499万円)と比べても558万円減っています。

退職金をもらえるのはまだましな方で、支給しない企業が増えています。
退職金制度のない企業が1993年は8%でしたが、制度自体を廃止する企業が続出し2013年は25%と4社に1社となっています。

上記は、JIJICO(ジジコ)ニュースからの引用です。

大卒で定年まで勤めあげると、3000万円近くも退職金がもらえた時代があったのですね。その後、退職金は減り続け、ついに2000万円も切ったということですが、それでも、2000万円近く退職金をもらえる人は恵まれているのではないでしょうか。

退職金制度自体を廃止する企業が今後は増えていくでしょう。

僕自身、今年2月に11年間勤めたビジネスホテルを退職したのですが、退職金すらない企業もあることを思えば、恵まれています。高校を出てから転職をずいぶん繰り返してきましたから、最後に勤めたビジネスホテルは、僕の職歴の中では優良企業でした。

僕の退職金については、以下の記事で書いています。

退職金を公開します

大企業に勤めている方や公務員の方から見れば、「こんなに少ないのか」という額かもしれません。

しかし、僕にとってはまことにありがたい金額でした。

社長には、今でも、感謝しています。




退職金を公開します

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 父の死後の、残務整理をする中で、僕の退職金明細書も、見つかったので、公開いたします。

 従業員数20人程度の、オーナー社長が経営するビジネスホテルの、これが、退職金になります。

 公務員や大手企業に比べたら、見る影もありませんが、個人経営の会社としては、よく、出してくれたと、感謝しています。

 勤続年数、10年11か月。
 もう少しで、11年でしたが、ラッキーだったのは、10年を超えていたことです。10年未満と、10年以上では、計算の乗率が変わってくるようなことが、会社にあった規約に、書いてあったように思います。

 しかし、そこがまた、個人経営、ワンマン経営、オーナー会社の面白いところで、そうした規約なども、社長のさじ加減一つで、どうにでもなってしまうのです。

 事実、僕よりも高給取りだった、ホテルのレストランのチーフの退職金が、100万円に届かなかった事実があります。

 初めて知りましたが、退職所得控除額というのが、440万円なのですね。

 僕の退職金は、それに全く届かないので、さすがに、税金は、引かれませんでした。

 この退職金があったから、起業家セミナー代の、80万円も、払うことができたのです。

 加藤であれば、この退職金で、2年数か月は暮らせるでしょう。僕は、住宅ローンがあるので、そこまでは持ちませんが、節約を心掛けながら、慎ましく、暮らしていこうと、考えています。


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