介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

睡眠

20年間の不規則睡眠からの解放

20年、正確には20年と4か月ほどですが、24時間勤務をしていたため、勤務日の睡眠時間は、3,4時間ほどと、短いものでした。

ビル管理会社に9年4か月いて、2つの現場を経験しましたが、いずれも24時間勤務、そして、40代で一度退職し、1年ほどの充電期間の後、ビジネスホテルに入社。そして、そこも、24時間勤務でした。

そのため、足掛け20年余り、24時間勤務で、休みは多いものの、短時間睡眠が体に染みついてしまい、休みの日でも小刻みに起きることがよくありました。

介護離職で、早期リタイアしてからは、たっぷりと眠れるようになり、それでも、長年の習性から、4時間くらいで起きてしまうことは多々ありましたが、次第に6時間、7時間と、連続して眠れるようになりました。

そして、今では、普通に、7,8時間、多いときは9時間も、連続して眠れるようになりました。

この一年は、睡眠のリハビリをしていたようなものです。

そして、来週月曜日から、週二回、豆腐工場で働くのですが、日勤なので、この睡眠のリズムが崩れることはないでしょう。

睡眠は、とても大切です。健康の源です。

食欲と睡眠欲が満たされれば、幸福の過半数は、成就したようなものでしょう。

「睡眠時間は短いけれど、乗り切っている」という人は要注意

これは結果論にないますが、僕は、いいタイミングで会社を辞めることができたと考えています。

僕が長年勤めていた会社を辞めたのは、今年の2月のことですが、このブログでも何度か言及しているように、離職の理由は父の介護でした。

しかし同時に、僕自身の精神と体が限界に来ていたのです。その辺のことは、以前、以下の記事で書いています。

衰えの自覚と、早期リタイア

会社員生活に限界を感じていたときだけに、「父の介護」という大義名分は、僕にとっては、むしろありがたいくらいでした。最近読んだ記事で、以下のようなものがありました。

「睡眠時間は短いけれど、乗り切っている」という人は要注意だ。睡眠時間と睡眠の質には、強い相関関係があり、睡眠6時間未満の人は脳卒中や心筋梗塞を発症しやすいからだ。「睡眠のメカニズム」に、その答えはある。

 夜勤やシフト勤務の人は、午前中や昼間などに睡眠を取らなければならない。だが、人間には本来、「眠りやすい時間帯」と「寝つきが悪い時間帯」があり、特に朝10時頃と夜7時頃は眠りにつきにくい。しかも昼間はサーカディアンリズム(体内時計)の影響で寝たり起きたりする断続的な眠りとなりやすい。たとえ夜勤専従でも、眠りを促すホルモンであるメラトニンの分泌量が夜間より減少し、眠りにくくなる。

 さらに、夜勤は人間がもっとも眠い時間帯に起きて緊張しながら仕事をするため、「酒気帯び運転以上に危険」な状態を示す研究結果もある。


おそらく僕は、「無自覚の軽い鬱」だったのでしょう。定年までを目標に疲れた体と精神に鞭を打って頑張っていましたが、もう限界だったのだと思います。

父は今年の5月にすでに他界しましたが、父が僕の窮地を間接的な意味で救ってくれたのだと思っています。





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