若い頃よりも、
蕎麦屋に行く回数が増えたのですが、
美味しい蕎麦屋はどこも混んでいます。
僕は、
カフェ巡りの他に、
蕎麦屋巡りもしているのですが、

どの店も、
総じて高齢者が多い。
若い頃は、
断然うどん派で、
今でも、
うどんは好きですが、
実は、埼玉県は隠れたうどん県。
うどんといえば、
香川県が有名ですが、
埼玉県もなかなかのもの。
まあ、それは良いとして、
シニア世代になって、
蕎麦屋に行く回数が増えたのと、
肉料理を食べる回数が減ったのが、
特筆すべきことか、と。
今でも焼肉は月に2回は、
食べに行っていますが、

240グラムがデフォルト。
いきなりステーキなどでは、
300グラムはぺろりと食べますが、
とんかつ専門店で食べる時などは、
肉の量としては、
200グラムがせいぜいのところ。
やっぱり衣がついて油で揚げているからかな、と。
で、基本、
滅多に食べないのがファストフード。
まあ、たまには、
ケンタッキー・フライド・チキンが無性に食べたくなって、
大人買いしてがっつり食べることもありますが、
それは年に1回レベル。
マクドナルドなどは珈琲を飲むか、
たまにソーセージマフィンを食べる程度。
理由は、
札幌市に住む医師の方が書いている、
以下の情報がわかりやすいかと。
ファストフード(fast food)とは短時間で調理された手軽な食事のことです。すなわち、ハンバーガー、ホットドッグ、フライドチキン、フライドポテトなどに代表される食品です。これらを扱う店では短時間により多くのお客さんに対応するため高温で加熱する揚げ物が多用します。さらに、揚げる温度は家庭よりも高温です。そのため、茹でたジャガイモと比べたフライドポテトのAGEs量は家庭のものは40倍ですが、ファストフード店では90倍もあります。また、ファストフード店では使い古した油(酸化された油)を使っていることが多く注意が必要です。ハンバーガー、フライドポテト、清涼飲料の3点セット。どれもこれもAGEsリッチな代表選手で、最悪の組み合わせと言えるでしょう。
ううーん、マクドナルドに限らず、
バーガーキングなども、
美味しいのですが、
僕は、ハンバーガーは、
フレッシュネスバーガーで、
たまに食べる程度。
清涼飲料も、基本、飲みません。
清涼飲料には注意が必要です。成分表示に「ブドウ糖果糖液糖」「果糖ブドウ糖液」と表示のある清涼飲料が大半です。これはトウモロコシなどを原料にして人工的に作られた異性化糖で砂糖より安く作ることができ、私たちの周りに大量に出回っています。果糖は変性しにくく保存しやすいという特徴もあります。しかし、果糖はブドウ糖と比べるとAGEsをつくる速度が10倍以上です。果糖の甘味は砂糖(ブドウ糖+果糖)の1.2~1.7倍です。依存性が高く「飲めば飲むほど欲しくなる」ので注意が必要です。
飲み物は、
良質な水が何と言っても最高。
あとは、
地ビールを、
たしなむ程度に飲む、と。
有害な食品が出回る背後には、
利潤を追求する企業の論理があります。

一円でも多く儲けるためには、
酸化された油を使い、
砂糖よりも安い異性化糖を使う、と。
ファストフードは食べ始めると、
依存性が高くなる点も注意。
まあ、忙しいサラリーマン時代は、
僕も、そうしたファストフードも、
今よりも多く食べていましたが、
時間に追い立てられていない今は、
食生活も、すべて自分軸。
また、煙草などは、
ずいぶん昔にやめましたが、
ときどき、煙草を吸う高齢者を見かけます。
個人の自由ですから何も言いませんが、
百害あって一利なしの代表格。
喫煙者は食生活に関係なく体のAGE化が進みます。「たばこ」はもともと緑色のタバコの葉を高熱で加工して作られます。熱によるメイラード反応で葉は褐色になると同時に糖化され多量のAGEsを含む様になります。したがって、喫煙本数が多く喫煙歴が長いほどAGEsは体に溜まっていきます。また、タバコの煙にはAGEs以外にもニコチン、一酸化炭素、タールなどの有害物質を含み、動脈硬化の促進、発がん性など様々な弊害をきたします。
副流煙などで、
他者に迷惑をかける最たるものが、煙草。
吸殻を道に投げる不届き者も、
たまに見かけますが、
今では注意せずに、
離れるようにしています。
僕は、
浅川マキの音楽が好きなのですが、
残念だったのは彼女が愛煙家だったこと。

宿泊中のホテルで死んだのですが、
喫煙が招いた急性心不全だったのかも。
体に溜まったAGEsは糖尿病の合併症の原因となるだけでなく、骨粗鬆症、動脈硬化(心筋梗塞・脳梗塞)、がん、白内障、アルツハイマー病(認知症)などの多くの病気の原因となります。食品に含まれるAGEsは吸収され7%は体内に蓄積されます。したがって、AGEsを多く含む食品を食べ過ぎないよう注意が必要です。ファストフード3点セットはAGEsの面からも最悪の組み合わせです。焼いたり揚げたりしてできた「こんがりキツネ色」や「オコゲ」に注意してください。なるべく「低温で調理」し、生で食べられるものは「生」で食べる。「食べる順番」を考える。「ゆっくり食べる」。これらに注意するだけでも体内に取り込まれるAGEs量を大幅に抑えることができます。また、「タバコを吸わない」ことや「運動をする」などの生活習慣も大切です。
この医師の言われていることは、
実に的を射ています。
自分の身は自分で守る。
そして、
寿命が来たら、
あっさりとあの世に行く。
それが、僕の死生観かな。