昨日は関東でも雪が降り、僕の町も朝から雪が降りました。
早期リタイア生活のため、雪の中を通勤する必要はありません。窓の外に降る雪を見ながらジャズを聴き、ホットコーヒーを飲みながら新聞をゆっくりと読みました。
午後、雪景色の中を歩きたくなり、近くの公園まで散歩。上の写真は、その公園です。iPhoneで撮った写真ですが、最近では、デジカメよりもこちらのほうが使い勝手がよくなってしまいました。
iPhoneはいつも持ち歩いているため、撮りたいときに撮れるのがその理由です。
わが町の公園も、雪景色の中で見ると、まるで北海道でも旅をしているような気分になります。
雪の中を歩いていると、40年前に父と行った室蘭や伊達を思いだします。父は、十代で口減らしで奉公に出されました。その奉公先が親戚にあたる、北海道伊達市にある醤油工場でした。
実はその頃、昭和二十年前後、父が納めていた厚生年金が、忘れられた年金として、父の葬儀前に発覚し、このことは以前も書きましたが、200万円ほどのお金が思いがけなく振り込まれました。
預貯金の少ない我が家にとっては天の恵みのお金でした。父が若い頃に納めていた年金が、利息を伴って振り込まれ、それが葬儀費用として使われたのです。
父を思いだし、若い頃に付き合っていた彼女を思いだし、少しセンチメンタルな気分で雪の中を歩いていたら、不二家を目にして、急にケーキが食べたくなり、キャラメルポワールを二つ、母の分と自分の分を買いました。
スウィーツは普段あまり食べないのですが、甘いもの好きだった父が欲したのかもしれません。
早期リタイア生活は、散歩も好きなときにできるので、ありがたいです。