今思うと僕の人生は、
狡賢い奴らに操られまくった人生でした。
統一教会でのことは、
このブログでも散々書いてきたので、
今回は触れませんが、
人生を棄損するのは、
なにもカルト宗教だけに限りません。
いたる所に、
そうした罠は、
張り巡らされています。
今、僕自身が、
若者だったらと思うと、
かなり暗澹とした気持ちに、
なるのではないでしょうか。
日本の政治には絶望しかなく、
お金持ちだけが上手くやっている状況。
富裕層がどのようにして、
タックスヘイブンを利用しているかは、
知っている人は知っています。
一方、勤労世帯は、搾取されるばかり。
なので、ミクさんのように、
若くて賢い人は、
早々にリタイアして、
極力搾取されない人生を選びます。
結局、大半の庶民にとって、
合法的に搾取から逃れるには、
それしか選択肢がないのです。
僕が若者だったら、
もし十分なお金があれば、
与沢翼やひろゆきのように、
日本を離れて暮らすと思います。
フランスの知性、ジャック・アタリが予測したように、
今後は、ノマド的に世界を渡り歩く富裕層と、
地元から離れられないマイルドヤンキー的な生き方、
あるいはヤンキーほどの元気もなく、
派遣会社を渡り歩くしかない疲弊層、
などに分類されるのではないでしょうか。
同じ若者世代でも、
二極化が進み、
それは、
端的に言えば、
お金があるかないかの差。
僕は、
今を絶望し、
日本を絶望する若者の気持ちが、
わかるような気がします。
翻って自分のことを話すと、
今シニア世代で良かったな、と。
辛うじて年金はもらえるし、
下手な欲を積み上げなかった分、
しがらみが少ない、と。
何よりも天涯孤独者で、
あとは、
死ぬまでの自由時間。
世の片隅で、
ひっそり暮らす喜びを、
満喫しています。