りりさんと、ryotaro6さんに教えられて、
生活保護に関する知識が増えた僕なのですが、
実は僕の生活費は、
生活保護単身世帯の数字に、
ほぼ近いものになっています。
65歳の生活保護単身世帯の食費は46460円、
そして光熱費等が27790円。
この両者の合計が生活扶助費で、74250円。
この光熱費等のことを、
僕はインフラ費と勝手に呼んでいて、
そこにはガソリン代も含まれます。
僕の車は軽自動車で燃費がいいので、
ガソリン代が最高値の時でも、
一か月4000円以内に収まっていました。
で、僕の場合、
前記事でも話したように、
インフラ費はだいたい3万円、
外食を含む食費が、だいたい5万円。
つまり、
生活保護を受けている65歳単身者よりも、
若干多いのですが、
生活保護受給者は、
医療費やNHKなどが無料ですが、
僕はこれらも支払っていて、
それらも概ねインフラ費の中に収まっています。
そうした、
生活保護受給者優位の状況も踏まえると、
僕の生活は、
ほぼ生活保護受給者レベルと言えるか、と。
ただ、大きな違いは、住環境。
僕は親の介護の必要があって、
建て替えた一戸建てに住んでいますから、
広々とした空間に住んでいます。
その点だけが違いますが、
生活は概ね生活保護受給者並みに、
質素なのでしょうね。
僕は斎藤一人さんの、
木の根の話が好きなのですが、
水分の少ない土地にある木は、
その少ない水を懸命に求めて根を張る、と。
ところが水分が豊富にある土地の木は、
根を伸ばさなくても簡単に水が得られるから、
いざ嵐が来たときには簡単に倒れてしまう、と。
少ないお金で生きねばならない人は、
その少ないお金を、
どう使えば最大幸福を得られるかを、
一生懸命考えます。
ところが潤沢な資金があって困らない人は、
どこに何を支出しているかも気にしません。
で、いざ困ったことが起こったとき、
どちらが生活者として強いかは一目瞭然。
勿論僕も、
一朝一夕にして、
このような心境に、
なれたわけではありません。
それなりの苦しみを味わい、
他人と自分を比べることの無意味さを、
実感するようになって、
自分自身を生きることの尊さに、
気づくようになれたのです。
使えるお金が少ないことも、
考え方一つで、
実は大きなアドバンテージになるよね、
という話でした。