介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

天涯孤独者

介護を終え天涯孤独になり無気力に



僕が、

天涯孤独者となって、

今年の5月で6年になります。


介護離職した僕の、

在宅介護の期間は、

そう長いものではありませんでしたが、

それでも、

一人になったときの喪失感は、

今でも思い出されます。


それはちょうど、

先日何気なくテレビをつけたら、

美輪明宏さんが映っていて、

相談者が50代の女性でした。


まさにその、

50代の女性が、

最愛の母親を亡くしたばかりで、

天涯孤独となり、

無気力になってどうしたらいいのか、

といった相談。


結婚もせず、

親の介護に明け暮れた日々が終わり、

気づくと無気力状態に。


美輪さんは黙って聞いていましたが、

さりげないアドバイスを。


美輪明宏さんは、

やや霊的な能力がおありなのか、

あるいはまた、

豊富な人生経験から、

人を見抜く力があるのか、

その人に合ったアドバイスが、

できる力があるようにも、

見受けられました。

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相談を終えた後、

一筋の光明というか、

再び前に歩き出す力を得たようで、

その50代の女性の声も、

幾分明るいものになっていました。


介護は、

確かに大変で、

さなかにある時は、

日々の暮らしで精一杯ですが、

終わってみると、

また、

別の苦しみと言いますか、

寂しさもあり、

それでも、

誰しもが生きていかねばならず、

美輪明宏さんの番組を見て、

僕自身も、

かつての自分が、

思い出されたのでした。




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天涯孤独でも幸福感に満たされているのは



叔父の通夜と告別式が終わり、

あとは12月の49日法要を待つばかり。 


叔父には子供が3人おり、

孫もいるので、

家族葬とは言え、

たくさんの花とともに、

あの世へと旅立つことができました。


これからは、

僕のような天涯孤独者はもとより、

夫婦であっても子供のいない人、

兄弟姉妹はいても不仲な人などもいて、

一人で死に、

引き取り手のいないお骨となる人も、

増えていくのでしょう。


天涯孤独でも、

僕が幸福感に満たされているのは、

この世に、

軸足を置いていないからなのかもしれません。


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誤解を恐れずに言うと、

この人生は一つの通過点に過ぎないと、

思っているからでもあります。


通過点だからと言って、

疎かにしているわけではなく、

むしろ、

この通過していく人生だからこそ、

愛おしくも感じているのですね。


説明が難しいのですが、

今度じっくり、

また、

このことは、

掘り下げてみたいと、

思っています。



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おひとり様のお墓事情



お墓は、

日常と非日常をつなぐ空間でもあります。


ときどきでもお墓参りをすると、

気持ちが引き締まります。


さて、昨日は、

檀家墓地の管理料の支払いに、

行ってきました。


途中、かっぱ寿司で昼食。

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アトムの株主優待期限が6月末で切れるポイントがあり、

通常であれば、

ステーキ宮で消化するのですが、

今回はかっぱ寿司で使用しました。


そこそこの急斜面に立つ墓地は、

今は良いとしても、

いずれ墓じまいも考えないと。


何しろ天涯孤独の身。

僕の後がないので、

何とかしなければなりません。


今月のように、

体調の悪い日があると、

ますますそう、



思えます。 





天涯孤独子さんのお金の心配と住む場所への不安



ブログパトロールなどをしていると、

女性のほうが、

老後への備えの意識が、

高いように思えます。


特に、

生涯一人で生きていくと決めた女性ほど、

その傾向が強いように思います。 

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以下は、マネープランクリニックからの一部抜粋。


天涯孤独子さん
女性/会社員/37歳
北海道/借家

貯金ができず、これからの生活と老後が不安です。幼少期に母親を亡くし、ずっと父子家庭で育ちましたが、父が亡くなり、住んでいた団地を出て一人で生活しております。父がいた時からこれまでずっと、生活にいっぱいいっぱいで貯金もままならず、給与の手取りも下がり、今も生活するのがやっとです。年金も、20代前半に未納期間が2年あり、少ない支給になりそうです(追納できる期限切れ)。家賃の安いところへの引っ越しも諸事情で難しく(親戚に保証人も頼めないため)、また今のアパートもずっと入れるわけではないので、住む場所への不安も抱えています。車も生活に必要不可欠で、ローンもあり手放せないです。老後への生活資金を貯めつつ、住まいも確保するのは難しいでしょうか? 結婚は今のところ予定はありません。
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うーん、11万5000円ほどの手取りで、

貯金は150万円とのことで、

FPは、

もっと稼げるところへの転職と、

将来は年金を繰り下げ受給して増やすようにとの、

アドバイスをしていましたが、

天涯孤独者にどこまでもついて回るのが、

保証人の問題。


これだけ、

おひとり様が増えている現状があるのですから、

いずれこの保証人制度は改善されると思いますが、

何にせよ、

先立つものがないと、

生活はままなりません。


まだ若いのに、

今から年金の心配までさせているこの国の在り方に、

憤りを覚えるのは僕だけではありますまい。

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6月になって、

また物価の値上がりにも拍車がかかる今、

本当に政権与党には、

しっかりしてもらいたいと、

思わざるを得ません。




年金を受給する前に亡くなるという悲劇



僕はこのブログで何度か書いているように、

貰える年金の一部を、

繰り下げようと思っているのですが、

それには、

勿論リスクがあります。


それは、

思っていたよりも、

早く死んでしまうケース。

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今のところ、

父の寿命を参考にして、

自分の余命を想像していますが、

未来のことは誰にもわかりません。


以下はマネーの達人からの一部抜粋。

本来は65歳から受給できる老齢年金の金額を増やすために、繰り下げ受給をしようとしていた方がいたとします。

その方が、繰り下げ受給待機期間中に亡くなってしまった場合は、一定の遺族の方が請求をすれば未支給年金として受給することができます

ただし、未支給年金として受給できる金額は、65歳から受給した場合の年金額で算出され、65歳から亡くなった月の分までの年金額が一括で支払われます。

未支給年金は、一定の遺族の方の請求により受け取ることができます。

この場合の一定の遺族とは、亡くなった方と生計を同じくしていた以下の遺族で、以下の優先順位により受けとることができます。

(1) 配偶者

(2) 子

(3) 父母

(4) 孫

(5) 祖父母

(6) 兄弟姉妹


うーん、 天涯孤独の僕は、

上記いずれの該当者も無し。


まあ、お国に没収されるのでしょうが、

それが最後の御奉公と思えば、

それもまた、良し。


何はともあれ、

繰り下げるにしても、

早死にのリスクはあるわけで、

人生は常に、

リスクとは隣り合わせ。


だからこそ、

主体的な選択には、

価値があるのです。





最低限快適に暮らせるラインを知れば心は安定する



人間が不安を感じるのは、

遺伝子レベルのことなので、

避けようがありません。 


僕だって、

以前は、

不安の塊、

でした。


それがだんだんに、

色々見えてきて、

不安を整理できるようになったんです。


人生に大切なこと。

それは、

3つのK。


健康、経済、交友関係。


僕の場合は、

この3つを見つめ、

考え抜きました。


人によっては、

この3つのKの3番目が、

家族の場合もありますね。


僕は、

天涯孤独なので、

家族はなし。


なので、

友人をはじめとする交友関係が、

3番目のKになっている、と。


人生は死ぬまでの暇つぶしだ、

という人もいますが、

僕は、

人生は旅だ

と思っています。


この世には、

何らかのことを学ぶ必要があって生まれてきて、

死ねば、

本籍である実在界に帰る、と。

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だからこそ、

内省が必要で、

反省し、

軌道修正したりも、

しているわけなのです。


で、同じ旅なら、

楽しいほうが良くね、ということで、

今日も、

楽しいことにアンテナを張っている、

僕なのです。





「時代に合わせて呼吸をする積りはない」と彼女は言った



緑魔子と言っても、

今では、

知っている人も少ないかもしれませんが、

夫の石橋蓮司さんは、

まだ、テレビでときどき見るか、と。


緑魔子さんも、

もう80歳近いのかもしれませんが、

その緑魔子さんと、

交友もあり、

同じレコード会社でもある、

浅川マキの曲を、

このところ、

アップしているのですが、

彼女が死んだのは、

もう、10年以上の昔。


自らの音楽のためには、

妥協することなく、

孤高の道を歩んだ浅川マキ。


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孤独を癒すその歌声は、

今日もどこかの天涯孤独者の耳に、

届いているのかも、





しれません。





クレジットカードの取り忘れ3回目



昨日、スーパーマーケットでの会計時に、

クレジットカードを取り忘れました。


実は、これで、3回目になります。


そしていずれも、

取り忘れたスーパーマーケットは同じ店。

それは、生鮮市場トップです。


他の店では、

取り忘れたことはないのですが、

なぜでしょうね。


前の2回は、

店員さんが気づいて教えてくれました。

生鮮市場トップもセルフレジになってからは、

自分で、ピッピッとやっているのですが、

それは、ベイシアなどでも同じこと。

ベイシアでは、

一度も取り忘れたことはありません。

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で、今回は、

自分でとり忘れに気づいたのですが、

それは、去年あたりから、

意識して、

ゆっくりと、

確認して生きることを、

心がけるようになったからです。


天涯孤独のおひとり様にとって、

ケガや病気、トラブルは、特に大敵。

勿論おひとり様でなくてもそうでしょうが、

天涯孤独者の場合は、ほら、

ケアしてくれる人がいないじゃないですか。

何でも自分でやらないといけないし、

やれないと、いけないのです。


で、ケガや病気トラブルを避けるには、注意が必要。

そのためには、せかせかしてはいけないのです。

なるべくゆっくり動く。

確認しながら動く。


家では、指差し確認をしています。

火の元、良し、電気、良し、ガス、良し、

などと口に出して言いながら、 

指をさして確認しています。


これぞ、スローライフ。


昨日も、念のためと思い、

ゆっくり財布を開け直し、

確認したから、

クレジットカードの取り忘れに気づけたのです。


ほんとうは、忘れないのがいいのですが、

悲しいかな、家電が経年劣化するように、

人間様も、加齢とともに、

いろいろなところが劣化していきます。


それを、止めることはできません。


それならば、

工夫して、

乗り切るしかない。


というわけで、

今日も、

僕は、

スローライフです。




生きているうちに使ってこそのお金



昨日の夕方あたりから、

急に風が強くなり、

グッと気温も下がってきて、

早めの入浴後は、

暖かく過ごしていました。



僕はリタイア生活で、

なおかつ自宅が超心地よいので、

家にいる時間が大好き。


そして自由時間で、

読書をしたり、

撮り貯めた番組を見たり、

いろんな人のブログを読んだりしているのですが、

ブログを読んでいてときどき気になるのが、

お金に関すること。


人生いろいろ、お金に対するスタンスもいろいろ。


そうした中で、

どうしても理解できないタイプの人を、

ときどきですが見かけます。


それはお金を腐るほど持っていながら、

使おうとしない人。

節約が染みつき過ぎていて、

お金を使えない体質になっているのかな、と。


有限の人生。

どこかの時点で人生の残り時間を意識して、

貯め込むだけでなく使うことをしていかないと、

莫大なお金を残して死にかねません。


まあ、それでも、

そのお金を有効に引き継いでくれる遺族がいれば、

まだいいのですが、

僕のような天涯孤独のおひとり様は、

お金を残す理由すらありません。

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葬式代ぐらいは勝手に残るでしょうから、

だって、

年金は後払いですからね。


生きているうちに、

お金はなるべく使い切ったほうが良くね、

と思っている、





僕なのでした。



 

僕が自宅で死にたい理由



僕は50代後半で介護離職後、

自宅で父を看取ったのですが、

自宅に帰れると知った父が、

鼻歌混じりで喜んだ光景を、

今も、思い出します。


事程左様に、人は住み慣れた自宅で死にたいもの。

それは僕とて例外ではなく、

ましてや天涯孤独で保証人もいない僕であれば、

なおのこと、入院生活は避けたいところ。


昨年、ローコスト生活でありながら、

食費を上げたのも、

そうした理由があってのこと。


以下は、ネット記事からの一部抜粋。

日本の一般医療では、寝たきりで意識のない老人にも、体中にチューブを巻きつけるなどの極端な延命治療が行われ、医療費44兆円の半分が65歳以上高齢者に費消される異常な医療実態があります。

欧米の医療では、考えられないような寝たきり老人への過剰施術ですが、これも日本医師会の金儲けの重要な肝になっているからに他なりません。

もちろん、日本医師会はスイスなどのごく一部の国で、わずかに行われている「公的安楽死」などは絶対に認めない立場です。

高齢者の延命医療こそが「カネのなる木」だからです。


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うーん、 父は老衰で亡くなったのですが、

 

火葬場で、骨がしっかりしていると褒められました。

 

生前、ほとんど薬を飲まない人だったので、

 

薬害による影響が少なかったのでしょう。

 

 

コロナワクチンについても背後にいろいろな闇があり、

 

陰謀論めいたことを横においても、

 

巨大な利権というものは、

 

無視できません。 





これは、

このような弱小ブログで語り切れるものでもなく、

 

まずは、

自分の心の平安と、

 

健やかな健康を維持することに注力し、

 

日々の暮らしの中に、

 

喜びを見つけていきたいと、

 

思っています。

 

 

そして、

そうした心的態度こそが、

 

自宅で安らかに死ねる道へと、

 

続いているように、

 

感じています。

 

 

 

 

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