昨日までの3日間は、
猛暑というか、
酷暑の中、
検針員としてのアルバイトを、
していました。
僕が所属する営業所の所長は30代。
このアルバイトをし始めのときに、
一緒に顧客宅を回りましたが、
そのときの話。
子供が生まれたばかりで、
家も買ったばかりだとのこと。
新しい家と、
初めての子を持つ喜びを、
語りつつも、
35年の住宅ローンへの不安も、
口にしていました。
一緒にいて感じたのは、
気合の入った仕事ぶり、
でした。
彼は明治大学を出て、
新卒で今の会社に入ったとのこと。
つまり、
転職は一度もしていないわけで、
奥さんとは静岡県の転勤先で知り合い結婚。
まあ、社内結婚ですね。
終の棲家を得、
子供も生まれ、
まあ、
安定していると言えばしているのですが、
彼からは、
そこはかとない不安が感じられました。
新婚旅行は、
奥さんの希望を全面的に取り入れて、
ドイツに行ってきたとのこと。
そうした話をしているときは、
楽しそうでしたが、
今後の子供の教育や長いローン返済は、
まじめな彼をそれなりに深刻にさせているようでした。
彼の父親は僕よりも少し年上らしいのですが、
僕にも、
彼くらいの子供がいてもおかしくはなく、
子供もいないのに、
父親のような気持で彼の不安と付き合い、
大丈夫ですよ、と、励ましました。
まじめに誠実に生きていれば大丈夫。
案ずるより、産むがやすし、です。