介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

リー・リトナー

思った以上に人は"得体の知れないもの"



リタイア生活となり、

内省の時間が増えてくると、

読書時間も確保され、

思慧する時間も増え、

引きこもり体質の僕には、

ひたすらありがたい時空間。



まして今は冬。

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気持ちは内向きとなり、

自分と向き合うのに、

これほど打ってつけの季節はありません。


自分はどういうときに、

ついつい噓をついてしまうのか。


このブログだって、

基本的には正直に書いているつもりですが、

どこで嘘が混じるか、

わかったものではありません。


全体国家の恐ろしさを描いた1984。

そこに暮らすのは生身の人間であり、

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しかしやがて、

感情が枯渇していく、と。


フィクションでありながら、

説得力を持つのは、

今この時も、

形は違えど、

似たようなことが展開しているから、

なのかもしれません。


コロナワクチン、

に関する、

報道の在り方一つをとっても、

何かが覆い隠されていると感じる、

この、

息苦しさを、

例に挙げるまでもなく。 


僕は大学に行っていないので、

就活の苦しみというのは、

経験していませんが、

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ここで繰り広げられているようなことは、

実は就活以外の場所でも、

意識的か、

無意識にかを問わず、

行われていたりします。


事程左様に、

人間とは、

得体の知れないものでありながらも、

愛しきものでもあるのかなと、

思ったりも、





しています。





忙しく急き立てられる現代社会と何もしないことの幸福



何もしないことの幸福がわかってくると、

人生における焦燥感といったものは、

なくなっていきます。


何もしないことを、無為と、言いますが、

本来はその無為こそが自然であり、

何かと忙しく急き立てられている現代社会というのは、

僕の目には、病的に見えます。


一昨日のことになりますが、

自動車を運転しているときに、

白いワゴン車に煽られました。


やけに車間距離を取らない車だなとは思ったのですが、

僕も、制限速度よりは少し速く走っていたので、

そんなに遅いスピードでもない。


なのに車間距離を詰め、

煽ってきた車のドライバーは、

ちょっと見、50代くらいの女性。


僕は軽自動車に乗っているので、

大きな車に急接近されると、

身の危険を感じます。


僕は、若干の恐怖と同時に、

怒りを覚えました。

そのときに、

仏教の矢のたとえが脳裏をよぎり、

待てよ、と、

怒る自分に距離を置きました。


煽られて、

恐怖と怒りの感情が想起したのは、

第一の矢を受けたということ。


その怒りに任せてやり返そうなどと思い、

ましてや行動に移したりしたら、

それは、第二の矢を自ら進んで受けることになります。

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そうした観察者になることで、

怒りの感情は勝手に静まっていきました。


そのうちに、

その車間距離を詰めて走っていた女性も、

右折して、

どこかの会社の駐車場に滑り込んでいきました。


僕は、毎日急かされることなく暮らしていますが、

彼女は、急いでいたのかもしれません。

その焦りが、

車間距離を詰めて威嚇するという行為に、

つながったのかもしれません。


多くの人が、

日々の暮らしに追われています。

毎日生きるのに精いっぱいで、

自分と向き合う時間などないのかもしれません。


でも、本当に大切なものは、

急かされている社会にあるのではなく、

自分の内なる世界にこそ、

あるのでは、



ないでしょうか。




FIREという言葉はなかったけど、昔も自由人はいた



 昨日は、友人Oと隣町の図書館で待ち合わせして、

川沿いの道を散策。


友人Oとは、韓国、タイ、香港など、

一緒に外国旅行にも行きましたが、

それらはいずれも、1990年代。


バブルは弾けていましたが、

まだ、日本の国力はあり、

アジアの国に行くときは、

大いにアドバンテージを、

感じたものです。


友人Oと、タイに行ったときのこと。

バス停にいるときに、

とある人が声をかけてきました。

日本人だと名乗り、

タイで暮らしているとのこと。


こうした場合、

まず最初は警戒するのが常ですが、

すぐに、そうした人でないことがわかりました。


50代くらいに見えたのですが、

こちらは、30代。

やや年上の兄貴と言う感じで、

ちょっと、松田優作に似た長身。

バス待ちの間のわずかな会話でしたが、

家は兵庫県にあり、

家賃収入で暮らしているとのこと。

そして、年に数か月は、

滞在費の安い東南アジアで過ごす、と。


まさにその人からは、

自由の風が吹いてくる感じで、

少なからず感銘を受けました。


ロスアンゼルスに行ったときも、

この時は一人で行ったのですが、

10日間ほどの滞在中、

やはり自由に生きている人と会話するのが、

僕にとっては一番の娯楽でした。


海外に行ったのは、いずれも20世紀。

それも、すべて1990年代で、

21世紀になってからは、

パスポートの出番はなし。

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60を過ぎると、

よほどの例外を除き、

海外に行くのは億劫になりますから、

若い人には、

どんどん海外に行って欲しいです。


ただ、今行くのは、円安で損。

強かった円の時代は、

もう、戻ってこないかもしれませんが、

若いからこそできることがたくさんあるということを、

頭の片隅にでも置いておいてもらえたらと、



思っています。




お金を稼ぐのは難易度が高いが節約ならできる



僕は、節約系のブログを見慣れているので、

おひとり様の生活費が、

いくらあれば大丈夫かの基準が、

かなり平均より低くなっています。


だけど、みんながみんな、

節約上手なわけではないし、

金銭感覚は、人それぞれ。


総務省の統計局の家計調査では、

無職単身世帯の月の支出は134,478円。

国民年金を満額で受け取ったとしても、

69,662円足りない計算になります。


65歳の日本人男性の平均余命は約85歳です。

毎月69,662円足りないとすると… 69,662円 × 12ヵ月 × 20年 = 16,718,880円。


うーん、 老後2000万円問題ではないですが、

国民年金だけの人だと、本当に大変です。


そもそも、家賃を払っていたら、

年金が13万円あっても、楽ではないでしょう。

まあ、家賃の額にもよりますが。


よよよさんのように、

1万円の家賃で暮らせるのは、少数派。

ただ、彼が賢いと思うのは、

世間の常識にとらわれなかったところ。

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労働に不向きな人間が、

過酷な労働市場で生き抜くよりも、

早々におのれの能力を見切って、

蓄財に蓄財を重ね、

リタイアしたところ。


やはり、

ローコスト生活が、

特別な才能がない人でも、

生き残れる、

ただ一つの道、




なのかもしれません。



リビング公開とソファを買い替えた理由



今年になってから、大川家具に何度か足を運び、

まあ、それは、家具を見ているとワクワクするからなのですが、

見ているうちに、

ソファを買い替えようという気持ちになってきました。


理由は、以前にも何度か言及していますが、

家具類はコンパクトなものにしたかったからです。


で、今回購入したソファは、以下のもの。

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二人掛けのシンプルなデザイン。

展示品は、レザー部分がブラックだったので、

複数の色の中から、選んで、

作ってもらうのに2週間ほどかかりました。

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このソファの色は、ブラインドの色と同じにしたので、

統一感もアップ。


さて、今回ソファを買い替えたもう一つの理由が、掃除。

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お掃除ロボットのブラーバ君が活躍できるように、と。


ちなみに以前のソファは、以下のような感じ。

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これでは、ブラーバ君が潜り込めないので、

そうじのたびに移動していました。


僕が40歳のときに分譲マンションを購入したときに買い、

その後、引っ越し後も使い続けて、22年。

まだ使えるのですが、掃除のことや、今後のことを考え、

買い替えに、至りました。


ただ、以前のソファは、3人掛けだったので、

横になって眠ることもできました。

今回は二人掛けですが、上手くクッションを使えば、

何とか上半身を横にして、

短い脚をクッションにのせれば、

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横にも、なれます。


日々、わずかずつでも快適な環境に整えていくことが、

豊かな暮らしへの王道。


今後も、更なる断捨離と整理整頓、清掃をして、

可能な限り豊かな空間を作っていく所存です。


口癖は、



リラックス&エンジョイ。



 

人生にはリラックスタイムが必要


重い話が続いているので、今日は、少し、気分を変えてリラックス。

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ということで、神経が伸びやかになる音楽を。



うーん、高中正義も、リー・リトナーも、どちらも好きなギタリストで、その共演。 



で、やっぱ、こっちはオリジナルヴァージョン。



うーん、ブラジリアンスカイズ、懐かしいっす。

空を見ていると、悩みが小さく見えてくるから不思議。

やっぱ僕たちは、宇宙的な存在なんでしょうねえ。

そして、リー・リトナーの演奏も、秀逸。




ちょうど、ロックからヒュージョンへ僕の音楽志向が移行するころに、よく聴いていたリー・リトナー。



日本にリー・リトナーファンが大勢いるのも、頷けます。


まあ、何にせよ、リラックスして、また、人生の深刻な問題にも、向き合いましょう。






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