早期リタイアといっても僕の場合はわずかに3年ですが、「たかが3年、されど3年」です。

 どういうことかと言うと、以前にも少し書きましたが、往復4時間の通勤時間と24時間勤務という長時間勤務に、体と精神が悲鳴を上げていたからです。

 そのタイミングでの介護離職だったので、「介護離職ですか、大変ですね」と言われても、「いやあ、それほどでもないです」と、答えていました。

 事実、仕事に比べれば、介護は大変ではありませんでした。まあこれは人によるので、一般論ではありません。

 僕の場合は、父が我慢強い性格で、なおかつ淡々とした人だったので、介護に手を焼いたことはほとんどありません。体が痒いと言って、寝ているときにオムツを取ってしまい、シーツを濡らしたことが2度ほどありましたが、その程度です。

 ただ、死に至る間際には、一時的に急に元気になり、起き上がってわけのわからないことを言ったりしたことは何度かありました。それでも暴れることもなく、介護しやすい人でした。

 介護離職して4か月後に他界しましたが、もし僕が会社を辞めたくなかったのに離職していたなら、再就職の大変さなどから自分の境遇を嘆いたかもしれません。

 しかし僕の場合、こう言っては何ですが、介護離職は渡りに船でした。もういい加減仕事に疲れ切っていたので、やめられる条件が整っただけで、素直に喜んで会社を辞めました。

 介護離職というのは、会社を辞める理由としては申し分ありません。

 会社を辞めて4か月後に父が他界し、それからさらにまた4か月が過ぎようとしています。

 退職して8か月にもなると、早期リタイア生活も板についてきます。なんと言っても、毎日好きなだけ寝られるのが、リタイア生活の特権です。

 24時間勤務のときは、3,4時間の眠りの習慣が、体に染みついていて、休みの日でも連続して6,7時間眠ることはできませんでした。必ず、3時間か、長くても4時間ほどで目が覚めてしまうのです。

 今ではそうした習性も改善されました。

 そして今は、まだ利益は出ていませんが、好きな仕事をマイペースでやっています。マイペースだと、ストレスもほとんど感じません。

 早期リタイアといっても僕の場合はわずかに3年ですが、「たかが3年、されど3年」ですと冒頭で言いましたが、50代後半のこの3年は大きいと思っています。

 仕事能力には個人差がありますが、僕は、56歳を境にガクンと落ちた自覚があります。多少は危険を伴う仕事だったため、ケガや事故への心配も日に日に現実味を帯びてきた矢先でした。

 3年早く早期リタイアできたことは、天の恵みです。父のおかげでもあります。平日の昼間に、このようにブログなどを書いていられるのも、リタイアできたおかげです。

消費癖のない人間にはリタイア生活は天国です。