僕は、ミニマリスト、とまではいきませんが、できるだけ、簡潔に暮らしたいと思っています。
 持ち物も、少ないほうが良いし、それは、食器も、同じことです。

 2012年の10月から、2013年の6月までの、1年足らずの間に、僕は、3回、引っ越しをしました。
 それまで住んでいたマンションを売却するために、そこを出て実家に戻ったのが、1回目。
 実家から、借家に移ったのが2回目。
 借家から、建て直した実家に移ったのが3回目。
 計3回の引っ越しで、家財道具は大幅に減りました。
 当然、食器の類も、大幅に減ったのですが、まだ、かなりあります。

 父の他界後は、母と僕だけの暮らしです。

 介護用のベッドなどがなくなった今、僕はさらに物を少なくして、簡素に暮らしたいと、考えています。
 ところが母は、ものを減らすのを嫌がります。
 だから、少しずつ、間引きするように、食器を減らしているところです。
 後で文句を言われたらすぐに出せるように、キッチンではない場所に、保管してます。
 そして、少ない食器でも、十分問題がないことが納得してもらえたら、保管していた食器類は廃棄しようと考えています。
 そのようにして、実は、食器だけでなく、他にも、少しずつ、ものを減らしているところです。

 少ない所有物をしっかりと使い込み、ものに振り回されたり、煩わされたりすることのない生活が、すっきりしていて心地よいと感じます。

 ミニマリストまでは、まだ遠い道のりですが、選び抜いたものを、使い込んで、丁寧に暮らすのが、僕の理想です。