朝起きると、
早々に、
室内、
特に2階は、
体温より高い室温となる日が、
続いていました。
今日は、
昨日までに比べると、
若干暑さは和らいでいるようですが、
まだ暑い夏は続くし、
秋になっても、
暑い日は多いでしょう。
株価が暴落しているようですが、
質素な生活をしている僕には、
特段の影響はないものの、
年金運用などにも関わるので、
誰しもが無関係というわけには行きません。
辰年は、
いろいろあるとは聞いていましたが、
株の値動きもそうだし、
高温続きのこの夏もそう。
猛暑日が続く中、
温暖化がもたらす地球の未来についても、
思いを馳せました。
僕には、
孫はおろか、
妻も子もいませんが、
もし僕に、
孫太郎や孫花子がいたら、
どんなアドバイスをするだろうと。
現状認識だけは、
伝えるものの、
地球の明るい未来について、
フォーカスした話をするでしょうね。
2015年に、
アジア人で初めてヒューゴー賞を取った作家、
劉慈欣の三体。
重い腰を上げて、
やっと読んでみる気になったものの、
あまりの重苦しさに、
僕のテイストには合わないと判断。
そこで、
まずはアマプラで、
30話からなるドラマを見た、と。
ほぼ、
主人公と言ってもいい汪淼(ワン・ミャオ)役に、
秦の始皇帝を演じていた張魯一(チャン・ルーイー)が好演。
で、三体ドラマの中にも、
始皇帝が出てきて、
何この展開、
みたいな。
で、小説に戻ると、
文化大革命の理不尽さから、
人間に絶望した葉文潔の、
その過酷極まる生い立ちには、
同情するものの、
彼女の行動が引き金になり、
人類が危機に陥ることになる、と。
葉文潔の知性と胆力には、
驚嘆するとともに、
人間存在の奥深さだけでなく、
不可解さをも、
強く印象付けられました。
文化大革命の全否定から入るとは、
劉慈欣さん、
なかなかの気骨の持ち主。
で、
この三体ですが、
ドラマ化されたのは第一部のみで、
小説のほうは、
第二部、第三部と続いて完結。
更には、
それを補完する本まで出され、
物理学の知識はおろか、
理系人間ではない僕にとっては、
手ごわい本でした。
ちなみに、
僕の宇宙観は、
この作者とは真逆。
暗黒の宇宙ではなく、
光満ち満ちる宇宙です。