旅行日和
人は誰しも、
生まれた瞬間から、
死への旅路の途上にあります。
人はこの世にあらわれ、
いつしか、
この世からいなくなる、と。
誰もが知っていることですが、
そのことに、
深く向かい合う人は、
稀です。
6月5日と6日の二日間、
新潟に行っていました。
最寄り駅の始発に乗り、
大宮に着いたのは6時少し過ぎ。
4月に富山に行ったときには、
7時からしか店を開けていなかったマックが、
6時開店になっていたので、

新幹線に乗る時間まで朝マック。
すでに早朝から、
パソコンをカタカタやっている人や、
資格試験の勉強なのか、
テキストを広げている人もいたりして、
それぞれが、
自分のやるべきことをやっている感じ。
マックを出て駅に向かうと、

バスを待つ高校生の群れ。
そこにある日常。
新幹線に乗り、

車窓を眺める。
最初の停車駅、
越後湯沢は、
二十代の一時期、
暮らしていたところ。
その後、浦佐、長岡、燕三条を経て、
終点の新潟へ。
上越新幹線の終着駅は新潟ですが、
僕の人生の終着駅についても、
思いを馳せました。

新潟街歩きの途中に見かけた老夫婦。
朝、ホテルを出ると、

すぐに万葉線に乗り込む。

終点の越ノ潟駅から、
船着き乗り場へ。
去年とは逆のコースをたどります。
去年は、
新湊大橋を渡って向こう側に行き、
船でこちら側に戻るというものでしたからね。
今回は、船で、





向こう側へ。
せっかく、
向こう側に来たのですから、

少し歩きます。


海竜町では、
ソーラー発電所を見たり、


公園でくつろいだり。
今度は渡し船ではなく、

橋を歩いて渡ります。
エレベーターで、上の歩道まで。



海王町に戻りました。
海王丸パークに向かいます。

晴れていれば、海越しの立山連峰が見えるのですがね。



海は、世界に、つながっていますね。
海を見ながら、
5月に公開されるドキュメンタリー映画
「シド・バレット 独りぼっちの狂気」
のことを考えていました。
以下は、映画を観た大槻ケンヂの弁。
どんなに若くて才気に溢れて美しくても、あんまり切那的に行き急いじゃよくないよ、とシドが教えてくれるから。で、そのシドが、やっぱり若くて才気に溢れてとても美しいんだよね。
最新記事
カテゴリー
アーカイブ