「残業は月100時間ぐらいあったけど、残業代は出ました。なので、手取り25万円は超えていました」
Tさんが、IT系の中小企業にいたときのことです。
Tさんが、IT系の中小企業にいたときのことです。
「結局、残業代はたくさんもらっていたけど、長時間労働の過労で倒れて体調を崩しました。精神科では抗うつ神経症って診断されて、働けなくなりました。両親のいる実家に帰って、しばらく休んでから大学時代に取った図書館司書の資格を生かそうと図書館に勤めた。今と同じ嘱託職員で、手取りは12万円程度でした」
図書館の嘱託職員は、5年で雇止めになるようです。
図書館の嘱託職員は、5年で雇止めになるようです。
上記のTさんは、その後実家を出て都内で働くようになります。手取りは、少し増えて13万円。
手取り13万3442円で、家賃5万円のアパートでひとり暮らし。手取り給与から家賃を差し引くと、月8万3000円しか残りません。
「5年の契約が切れるとき、私は39歳です。すごく司書の仕事は好きで続けたいけど、またギリギリの生活から抜けられない覚悟をして、同じような非正規を渡り歩くか、またはほかに能力ないけど、もう少しまともな生活ができるような仕事をなんとか見つけるか。年齢もあるし、本当は将来がないなら今すぐちゃんとした仕事を探したほうがいい気もするし。悩みばかりです」
単身で暮らす20~64歳の女性の3人に1人(32%)が貧困状態にある(国立社会保障・人口問題研究所)そうです。
単身で暮らす20~64歳の女性の3人に1人(32%)が貧困状態にある(国立社会保障・人口問題研究所)そうです。
もしかしたら、実家に戻れない事情があるのかもしれませんが、Tさんは東京暮らしをやめるべきです。田舎で質素に暮らすのは、それほど大変ではありません。刺激も少ないですし、山や川に行くだけでも気晴らしになります。

