今日はちょっと、

暗い話になりますが、

ご容赦ください。


暗い話が苦手な方は、

ここで、

読むのをやめてください。


政治や国際情勢に疎い僕ですが、

この1カ月ほど、

中国の情勢が気になり、

複数のユーチューバーの動画を見ています。


その中の一人、

柯 隆(か・りゅう)さんの、

「台湾政策軟化の兆し」には、

かなりの安心材料を覚えました。


また、

「なぜ王毅外相は日本に強硬な発言を繰り返すのか」、

なども、

大いに参考になりました。


石平さんの動画も見ますが、

柯 隆さんの話す日本語のほうが、

僕には聞き取りやすいですね。


日本の脅威は中国だけではなく、

北朝鮮も、ロシアもそうですが、

日本人であれば、

ぜひ見ておきたい映画が、

樺太1945年夏 氷雪の門です。


日出国の日本の今後を、

先日も、

考える機会がありました。


昇った朝日は、

沈む時期が来れば、

夕日となります。


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新日本文化チャンネル桜の特別番組

「サムライ日本2026」第1回で、

ジャーナリストの大高美貴氏と、

日本沖縄政策研究フォーラム代表の、

仲村覚さんによる対談は、

興味深かったですね。


以下は、仲村さんの主張からの抜粋。


GHQ占領期に形成された“戦後レジーム”が、

日本の安全保障や国家観を弱体化させてきた。

その枠組みを見直し、

日本が主体的に国防・外交を再構築する必要性がある



特に沖縄が「戦後秩序の象徴」であり、

ここを立て直すことが日本再生の鍵
である。


沖縄における世論工作、

情報戦、政治運動への影響も、

具体的に分析していました。


中国が「沖縄独立」や「反基地運動」を利用して

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日本の安全保障を揺さぶっているという事実。


2026年は日本の政治・安全保障にとって、

転換点になるという見立て。


台湾有事の可能性、

日米同盟の再定義

国内の防衛体制強化

などが急務であるとの主張。


さて、

では今後の日米同盟について、

僕なりの見解も、

記しておきます。


福井晴敏が自著の中で、

日本のことを12歳だと論じたのは、

ずいぶん以前のこと。


その後日本は、

国としての自覚を、

確立できたのでしょうか。


アメリカも、

ボランティアで日本に、

駐留しているわけではありません。


これからのアメリカは、

日米同盟の解消を匂わせながら、

防衛費や駐留経費、

装備品購入の要求度を、

さらに上げてくるはずです。 


高額な戦闘機・ミサイル・システムを、

「同盟の名目」で購入させたりもするでしょう。


アメリカは自国の軍事費を日本に肩代わりさせ、

軍需産業への巨大な発注を確保し、

日本を自国製兵器でロックイン(依存状態に)します。


そして、静かに、

技術的な理由を装いながら、

兵力を減らしていきます。


効率化や最新ドクトリンへの対応という名目で、

部隊を統合し、

司令部機能の一部を、

本土やグアムへ移転します。


つまり常駐ではなく、

演習のときだけ来る形にしたり、

「遠隔から関与できる分野」にシフトして、

前線の兵力を減らしていきます。


表向きは、

「同盟の抑止力は維持されている」とか、

「より機動的で柔軟な態勢だ」などと、

主張するでしょうが、

その実態としては、

「血を流すリスク」と「駐留コスト」を減らしながら、

影響力だけは維持するという、

アメリカにとって非常に都合の良い形になるでしょうね。


「インド太平洋の安全保障の要は日本だ」と主張したり、

「シーレーン防衛は日本が主導すべきだ」と、

声高に言うようになるはずです。


前線でリスクを取るのは日本で、

我々は情報・技術・後方支援でサポートする、

というポジションに移行していきます。


血と地理的リスクは日本、

技術と発言権はアメリカ、

という構図が、

鮮明化していくでしょう。


つまり、

形式上の同盟は残しつつ、

「実質的な撤退」が、

進む
ということです。


常駐兵力は最小限にし、

有事の際の「自動介入」は、

あいまいにする
でしょう。 


情報共有・軍事技術協力・武器輸出が中心になり、

「日本は十分に強い。自分で自分を守れる」という論理で、

12歳の子供の尻を、

父親が叩く感じで、

アメリカの義務を薄めていく戦術をとるはずです。


これはアメリカが悪いのでしょうか。

それは違います。


どこの国も、

自国を第一に考えるのは当然のこと。


軍事的には、

至極まっとうなことをしているのです。


いくつか前の記事で、

キングダムのその先の無常

という記事を書きましたが、

古代中国史を研究しながらも、

常に僕の意識は、

現代に向いていました。


その理由は、

昔も今も、

基本的には人間は、

そう変わるものではないから。


いつまでも12歳のままでいたい、

これまでの日本の防衛意識が、

甘すぎただけのことです。


アメリカ側の本音は、

きわめてシンプルです。


自国兵士の血は極力流したくない、

財政負担は減らしたい、

それでも、

アジアへの影響力・発言権は手放したくない、

簡単に言うとこの三つが本音です。


これからのアメリカは、

コストは減らし、

リスクも減らし、

影響力とビジネスだけは維持する、

という形に、

静かに変容していきます。


この静かに、というのがミソ。


一部のネット民だけが、

アメリカの静かな撤退を指摘するでしょうが、

ほとんどの人は、

自分の身の回りのことにしか関心がなく、

物価高を嘆く声のほうが大きい、と。


そうです、

物価高も深刻で、

インフレ圧力は増すばかりなので、

年金しか収入がない僕が、

厚生年金部分を繰り下げしている理由も、

国際情勢と無関係ではありません。


今は基礎年金だけでしのいでいますが、

物価高のために、

予定よりも一年早く、

今年の6月から、

満額需給に踏み切ることにしたのも、

致し方のないことです。


アメリカは、

よほどのことがない限り、


日米同盟解消という一手は、

使わないはずです。


その理由は、

同盟を持っていること自体が、

中国やロシアへの牽制になるし、

国際政治上のカードにもなるからです。


そして日本市場は、

軍事だけでなく、

経済・技術・金融の面でも、

重要なことに変わりはないからです。


アメリカは戦争を始めるにも、

お膳立てをするのが上手な国です。


日米開戦の時を思い出してください。


ある意味狡猾なアメリカは、

日米同盟を壊さずに中身だけ変えるという、

非常にアメリカらしいやり方を、

採用する可能性がきわめて高いと、

僕は考えています。


いまだに憲法改正すら、

行えない日本は、

まだ12歳のままなのかもしれません。


オランダの王女が、

下っ端の兵士として、

軍事訓練している様子を、

テレビで見ましたが、

現場の士気は上がるでしょうね。


自衛隊員のなり手が少ないため、

ある程度の年齢層にまで、

募集を広げていく将来が、

予見されますが、

孫太郎や孫次郎、孫三郎が、

徴兵に引っ張られなくて済むような、

世界になってほしいものです。



高市総理の背負う荷は、

あまりに重いと、

同情を禁じ得ない僕なのでした。





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