お金がいくらあっても、
仕事のノルマや、
その他もろもろに追い回されていたら、
心に余裕はありません。
年金の実入りは少なくても、
有り余る自由時間を好きに使えれば、
自分次第でいくらでも、
日々の生活を天国にできます。
今日のタイトルを書きこんだときに、
時代は今、
というセリフに懐かしさを覚えました。
そう、
もう30年も前になりますが、
「時代は今、幸福の科学」と書いた飛行船が、
東京の空を飛び、
会員になったばかりの僕はそれを見上げて、
この日本から救世の光が広がっていく未来を、
夢想したものでした。
まあ、
こんな話をし出すと、
また横道に逸れそうなので、
本題に戻ります。
欧米などでは、
バカンスという考えがあり、
現役時代であっても、
長期休暇が可能なことが多い、と。
その点日本は、
休日が増えたとはいえ、
まだまだ感は否めません。
僕が転職が多かったのも、
ひとたび正社員になれば、
休むことはままならず、
自分のペースで生きられず、
やがて苦しくなって会社を辞める、と。
そんなことを繰り返し、
もう自分はこの社会では生きられないのではないかと、
何度も思いました。
しかし35歳で、
続けられる仕事に出会ってからは、
転職は一度だけ、
それも同じ業界だったので、
安定した人生になりました。
そして今は、
少ない年金でも、
穏やかに暮らせています。
お金は、
生きられるだけあれば、
いいんです。
それよりもなによりも、
自由に息をする時間こそが、
ほんとうに大切なもの。
昔に比べれば、
春が短くなったとはいえ、
迫りくる夏前の、
この時期の外歩きは、




実に気持ちがいい。
緑が、


輝いています。

橋の上を吹く風も、


心地よい。




そして、

橋の下を抜けていく風もまた、


心地よいと来たもんだ。

将来の見通しが立たず、
どう生き抜くかに精いっぱいだったころ、

どんよりとして、先のことは、全くわかりませんでした。
そんな日々に比べたら、
今は天国の、
フリープラネット。