先日、友人のIさんと3時間ほど語り合い、

普段自分が、

いかに人と話をしていないかということを実感。


天涯孤独の独居シニアとしては、

まあそれも当然のことで、

語り合うことで、

また僕のある面が活性化。


Iさんは僕よりも10歳年下なので、

まだ現役で働いていますが、

僕も、かつての職歴を振り返りました。


ときどき正社員してましたが、

基本、35歳までは、

無職かフリーターが多かった僕。


ていうか、

フリーターって、

今でも有効なワードなのでしょうかね、知らんけど。


で、35の時に、

友人Oの紹介で入ったのが、

設備管理業界で、

ビルメン業界とも言います。


右も左もわからないうちに、

ボイラー二級技師という資格を取り、

その後、すぐに、

危険物取扱者乙種四類というのを取り、

ある程度経験を積んでから、

第三種冷凍機械責任者、

第二種電気工事士、

消防設備士乙種6類などを取り、

最後に、

建築物環境衛生管理技術者という資格を取りました。


電験三種も取りたかったのですが、

あれは数学ができないとだめなので諦めました。


で、何が言いたいのかというと、

どの職場でも続かなかった僕が、

設備管理業界では、

何とか生き延びることができました。


いくつかの現場を経験したのちに、

ビジネスホテルに転職できたのも、

そのキャリアがあったから。


そのビジネスホテルにも、

冷凍機やボイラーがあり、

設備及び営繕部門で、

介護離職するまで働いていました。


設備管理業界で、

曲がりなりにも、

足掛け20年働いたことが、

今の年金生活へと繋がっています。


35まで、

このような業界があることすら、

知りませんでした。


いや、なんとなく知ってはいても、

工業高校も出ていない僕には、

無縁の世界だと、

思い込んでいました。


今のようなネット社会であれば、

知り得た情報も、

30年以上も前の時代では、

知る由もありませんからね。


ビルメン業界は、

仕事の出来ない男たちの駆け込み寺的要素があり、

僕も、ご多分に漏れず、

駆け込んだわけです。


駆け込んだその業界で、

20年を過ごせたことで、

今の年金生活があります。


平均よりは少ない年金ではありますが、

ダメダメだった僕の35歳までを想うと、

感慨もひとしおです。


35で安定収入が入るようになり、

40歳で分譲マンションを購入したころが、

気分的には盛り上がっていたころ。


その頃、

好きだった番組が、

真剣十代しゃべり場で、

特にその第一期のメンバーには思い入れがあります。


それと言うのも、

そのメンバの一人、松本君が、

何か昔の自分のように思えたから。

彼は高校を中退し、

自由人を自称。


彼と仲間意識を持っていたのが、

中卒で肉体労働をして働く宝田君。


その彼ら二人と対立する位置にあったのが、

進学校に通うエリートの寺沢君。


また、

やや達観気味の秀才前島君も、

印象に残っています。


ほかにも、

女の子を含めて10人ほどのメンバーがいたと思いますが、

毎回いろいろなテーマで語り合い、

今の十代はそんなことを考えているのかと、

当時40になったばかりの僕は、

感心もしていたのですね。

shaberiba

西暦2000年当時十代だった彼らも、

今はもう、

当時の僕と同じ40歳くらいにはなっているのかな、と。


マイ・シャローナを聴くと、

しゃべり場を思い出します。



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