人は誰しも、
生まれた瞬間から、
死への旅路の途上にあります。
人はこの世にあらわれ、
いつしか、
この世からいなくなる、と。
誰もが知っていることですが、
そのことに、
深く向かい合う人は、
稀です。
6月5日と6日の二日間、
新潟に行っていました。
最寄り駅の始発に乗り、
大宮に着いたのは6時少し過ぎ。
4月に富山に行ったときには、
7時からしか店を開けていなかったマックが、
6時開店になっていたので、

新幹線に乗る時間まで朝マック。
すでに早朝から、
パソコンをカタカタやっている人や、
資格試験の勉強なのか、
テキストを広げている人もいたりして、
それぞれが、
自分のやるべきことをやっている感じ。
マックを出て駅に向かうと、

バスを待つ高校生の群れ。
そこにある日常。
新幹線に乗り、

車窓を眺める。
最初の停車駅、
越後湯沢は、
二十代の一時期、
暮らしていたところ。
その後、浦佐、長岡、燕三条を経て、
終点の新潟へ。
上越新幹線の終着駅は新潟ですが、
僕の人生の終着駅についても、
思いを馳せました。

新潟街歩きの途中に見かけた老夫婦。