雨晴と書いて、
あまはらしと、
読むようです。

氷見散歩を終え、
氷見線に乗って、
高岡へと向かう途中、
そんな名前の駅がありました。

僕はちょうど、
海岸を望める席に座っていたのですが、
駅に着くと車内がざわつき、
にわかに人の動きが活発に。
おそらくアジア系の外国人だと思うのですが、
躊躇いがちに、
しかしこの瞬間は逃すまじとの決意の感じられる表情で、
僕の前に身を乗り出して、
外の写真をパチリ。
彼はすぐに行ってしまったのですが、
他にも大勢、
車内をうろうろして、
写真をそそくさと撮る人たち。
まあ、僕も、
彼らに刺激されたわけでもないのですが、
少し写真を撮りました。




海沿いを走っているときに、
僕の脳裏によぎったのは、
国道134号線。
横須賀市から大磯町に至る海沿いを走る道。




ここは、
日本海側の海岸線で、
全然違う場所なんですけど、
逗子に住んでいたころのことや、
その後、
車で国道134号線を走ったこともあったので、
思い出したのかもしれません。
何やら郷愁を誘う、
雨晴海岸、
なのでした。