僕の知る限り、
実に多くの人が、
自分自身を過小評価しています。
それは多分に、
日本の教育制度の弊害でもあるのですが、
大量の労働者を世に送り出すための枠にはめ込むやり方、
これが制度疲労を起こしているわけで。
一方、
その枠からはみ出して生きてきた少数の人間のほうが、
今の時代ははるかに生きやすく、
また、良い暮らしをしています。
僕が残念に思うのは、
会社でも官庁でも宝塚でも、
その組織に投げ込まれると、
どんな優秀な人間でも、
だんだん身動きが取れなくなることです。
手足をもぎ取られた状態、
と言いましょうか、
自分の体であって自分でない、みたいな。
他者、
多くの場合それは自分より立場の上のものが多いのですが、
その他者の影響下で呻吟することになります。
その結果、
他者の顔色をうかがいながら、
ビクビク生きるようになります。
これでは、
自分の人生であって、
自分の人生ではない、と。
組織に隷属しているうちは難しいのですが、
可能であればその組織内にいながらでも、
力とエネルギーを少しでも自分に取り戻せれば、
生きることはだいぶ楽になります。
僕が介護離職するまで働いていた会社でも、
実はそのようにして、
少しずつですが、
力を自分自身に取り戻していきました。
そうはいっても会社組織である以上、
意に沿わぬことにも従わざるを得ませんでしたが、
自分に力を取り戻すことを意識できただけでも、
良かったと思っています。
そして今は、リタイア生活。

自分のボスは自分です。
力とエネルギーは、
自分の中にあります。
自分次第で人生を生きられる喜びを、
味わい尽くしている日々でもあります。

