おひとり様にとっては、

無縁な話ではありますが、

夫婦仲良く暮らしていても、

いつかは、

別れの時が来ます。


死は、

誰にとっても、

必ず訪れる行事。


以下は、幻冬舎オンラインからの一部抜粋。

いつかは分かりませんが、夫婦であれば必ずパートナーとの別れは訪れます。平均寿命から考えたら、夫が先に亡くなることをまずは想定するでしょうが、そうとも限りません。厚生労働省の『令和2年人口動態』によると、配偶者を亡くしている人(=死別)は男性で156万8,614人、女性で747万1,826人。女性のほうが圧倒的に多くなっていますが、「妻に先立たれること」は決して珍しいことではありません。一方、死亡数を配偶関係別にみたとき、「死別」の死亡者は男性で13万7,610人、女性で42万3,304人。死亡率でみていくと、「死別・男性」は「死別・女性」の1.5倍強にもなります。また米国・ロチェスター工科大学では、2012年「妻を亡くした男性は、平均よりも早死にする可能性が30%高い」という研究結果を発表しています。「有配偶者・男性」と「死別・男性」の死亡原因についてみていくと、死別・男性に多いのが、「高血圧性疾患」や「心疾患」、「脳血管疾患」、「肺炎」など。また「不慮の事故」が多いのも特徴です。妻を亡くした夫は元気をなくし、夫を亡くした妻は生き生きするとはよくいったもの。パートナーとの死をきっかけに、生活が乱れ、社会とのかかわりも激減、死期を早める……そんなパターンが想像されます。


うーん、 自治会役員も、今年で2年目の僕。

来年春には、

そのお役目から解放されますが、

役員などをやっていると、

いろいろなうわさを聞くようにもなります。


記事にもあるように、

確かに、

夫に死なれた女性は割と元気ですが、

妻に死なれた男性は、

生きる気力がなくなるのか、

無気力になる人がいるようです。

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これは、

少し違うのかもしれませんが、

僕も、

5年前に、

義母を亡くした時、

ああ、これで、

本当に天涯孤独になったなあ、

と思ったときは、

気が抜けたというか、

これからどうやって生きていくか、

などとも、

考えました。


義母は旅行好きでしたから、

いろいろなところに連れて行きましたが、

その喜ぶ姿を見て、

僕も、

今度はどこに行こうなどと、

プランを考えるのが張り合いになっていました。


それが、

一人になってみると、

旅先で、

一人で食べる食事の味気なさ。


この辺りのことは、

以下の記事で、

少しだけ書いていますが、


僕が寂しさを感じた時のこと



何にせよ、

天涯孤独生活に慣れるのに、

少し時間がかかりました。


義母の死の直後、

葬式だけは何とか済ませたものの、

どうにも空虚で、

沖縄に行って、

気分転換を試みたりもしました。


青空と痛み



その後、

いつまでも悲しんでばかりもいられないし、

何よりも、

働かねば生活に窮したので、

すぐにアルバイトを見つけ、

ローコスト生活を徹底し、

節約と自制で、

乗り切った日々。


やがて、

年金受給に辿り着き、

アルバイトの負荷を減らし、

今日に至っています。


妻のいない僕でさえ、

義母の死でダメージはあったので、

深いつながりのある夫婦であれば、

いかほどのショックだろうと、

想像してみたのですね。


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