父の死後の、残務整理をする中で、僕の退職金明細書も、見つかったので、公開いたします。
従業員数20人程度の、オーナー社長が経営するビジネスホテルの、これが、退職金になります。
公務員や大手企業に比べたら、見る影もありませんが、個人経営の会社としては、よく、出してくれたと、感謝しています。
勤続年数、10年11か月。
もう少しで、11年でしたが、ラッキーだったのは、10年を超えていたことです。10年未満と、10年以上では、計算の乗率が変わってくるようなことが、会社にあった規約に、書いてあったように思います。
しかし、そこがまた、個人経営、ワンマン経営、オーナー会社の面白いところで、そうした規約なども、社長のさじ加減一つで、どうにでもなってしまうのです。
事実、僕よりも高給取りだった、ホテルのレストランのチーフの退職金が、100万円に届かなかった事実があります。
初めて知りましたが、退職所得控除額というのが、440万円なのですね。
僕の退職金は、それに全く届かないので、さすがに、税金は、引かれませんでした。
この退職金があったから、起業家セミナー代の、80万円も、払うことができたのです。
加藤であれば、この退職金で、2年数か月は暮らせるでしょう。僕は、住宅ローンがあるので、そこまでは持ちませんが、節約を心掛けながら、慎ましく、暮らしていこうと、考えています。