苦労して貯めたお金を、
過労が重なり病気になって、
医療費や介護費用という形で失う、とか、
その場合失うものは、
お金だけでなく健康も。
更にそれと同時に失っているのは、
若さであり、
貴重な時間であったりします。
その仕事が生きがいを感じるものであったり、
やりがいのあるものであればまだしも、
ただ生きるために、
いやいや時間を切り売りするのならば、
あまりにむなしい人生と、
言わざるを得ません。
ただでさえ時間は、
刻一刻と、
過ぎていきます。
あるいはまた、
失うものは、
最愛の妻であったり、
夫であったり、
恋人であったり、
子供であったり、
するかもしれません。
僕の場合で言えば、
このブログを始めた当初一緒に暮らしていた両親は、
今はもういません。
失うと言えば、
僕自身も、
昨年の今頃は救急搬送され、
死というものを疑似体験しました。
深夜の救急搬送と老いの自覚
諸々の事象は、
過ぎ去っていきます。
無限遠点から見れば、
この地球の歴史すら、
一瞬のことかもしれません。
ときどきでも、
視点をはるか遠くに置いて、
自分と、
自分を取り巻く世界を眺めてみるのも、
心の平安を得るためには、
必要なことかもしれません。
諸々の事象に、
振り回されない、
ためにも。