昨日の記事では、
貯金を使うのが怖いという単身女性に、
大きなお世話ですが、
勝手にアドバイスめいたことを書いたのですが、
言いっぱなしは良くないので、
僕自身の消費体験を少し書いてみようと思った次第。
まずは直近のところで言うと、
このブログを書き始めた頃のことですが、
ビジネス系のセミナーに80万円を支払いました。
これは普段使いの楽天カードではなく、
東武カードでの支払いだったのですが、
東武カード側が何を疑ったのかストップをかけて支払いできず、
という現象があったのち、
間違いなく本人の支払いであるという確認を取って、
支払ったという感じでした。
この話をすると長くなるので端折りますが、
結果から言うと80万円の投入に対し、
リターンはほぼゼロ。
いやむしろその翌年も、
追加で10万円ほどを支払い、
交通費まで入れれば、
楽勝で100万円以上の支出でした。
この話に深入りすると、
メチャクチャ長くなるので次に行きます。
まあ、比較的直近での大きな一括の支出はそれでしたが、
それ以前では、
18年間所属していた宗教団体、
幸福の科学へのお布施。
最初に授かった御本尊こそ60万円と、
100万円には届かなかったものの、
その後御本尊がリニューアルされるたびにすぐに授かり、
それぞれ100万円ずつ2回の支出。
その後に出された300万円の御本尊は、
お金もなかったし、
教団の在り方への疑問も生じ始めていたため、
授かるまでには至りませんでした。
ただ、その前に、
自分が将来入る納骨壇に120万円の支出。
それ以外に、10万円単位のグッズ等を入れると、
そうした御本尊や法具だけでも500万円以上の支出。
ソフト面では研修というのがあり、
3万円ほどから100万円までの数々の研修があり、
僕は修行菩薩というのを目指していたので、
1年間に7つほどは精舎をめぐり、
研修を受けていました。
僕が受けた研修で、
いちばん単価が高かったものは半日で10万円でした。
そうした研修に支払った費用は、
トータルにすれば100万円越えは間違いなく、
さらにそうした研修とは別に、
毎年のように特別植福というのがあり、
そちらも、一口10万円とかは普通でしたし、
また、精舎では秘法というのがあり、
僕が受けた秘法で覚えているのは数分の儀式で30万円でした。
それ以外に、
一番熱心にやっている頃は、
教祖の本を100冊単位で買って、
献本するということもしましたし、
教団の創った映画の券を100枚単位で買って、
配ることもしていました。
これらはすべて、
自分が情熱を込めてしたことなので、
後悔はありません。
ただ、
反省は、
しています。
で、話を戻すと、
50歳までは貯金ゼロでした。
稼いだ金は、
みんなそうした宗教関係に、
つぎ込んでいましたからね。
ただ、精舎というのが全国にあり、
そのおかげで、
いろいろな地方に行けたという利点もありました。
たとえば四国などは、
高知や松山には、
個人的な旅行で行っていましたが、
おそらくその宗教に入っていなければ、
徳島には行くことはなかったと思います。
教祖が徳島県の生まれだったので、
結果的に四国では徳島県に行く機会が一番多くなりました。
そうした精舎が、
沖縄から北海道まであったので、
半分旅行気分で訪れることができたのは、
今でも良い思い出になっています。
話を整理すると、
直近ではビジネスセミナーに、
なんやかんや100万円以上、
それ以前では、
宗教関係に、
100万円単位、
10万円単位の支出を、
数知れずやってきたおかげで、
しかも、
50歳まで貯金ゼロだったおかげで、
お金を支払うことへの抵抗は基本的にはないのですが、
同時に思い切りが良すぎる自分への自戒も込めて、
一時期、節約に過度に走ったことがあり、
たとえば、
今でも年に3回か4回しか床屋に行かないなどは、
そうした表れかもしれません。
長くなったのでこの辺にしますが、
お金払いが良いほうが、
死ぬときも、
執着なく死ねるような気がするのですね。
そうは言っても、
今では僕も経験から学び、
自分が過不足なく生き抜ける程度の貯金と、
わずかですが株式投資にもお金を回しながら、
今日も、
基本的には堅実に生きている、
僕なのでした。