昨夜、一階の居間から二階に上がり、
寝るにはまだ早いから、と、
12畳の居間で、
撮り貯めていた番組でも見ようかと思っていたら、
ブラインドの隙間から明るい光を感じ、
それが月あかりであることを知り、
満月にはやや欠けているものの、
ほぼ満月に近いその月を見るうちに、
瞑想をしたくなり、
部屋は暗いままにして、
ブラインドの角度を満月が差し込んでくる傾きにし、
ちょうど月あかりが差し込むあたりに恰好の出っ張り柱があり、
その柱を背にして座り、
半眼で月を見ながらの瞑想。
静かな時間。
この豊かな時間は久しぶりのものだと思い、
ふと気づくと、
月がブラインドの隙間を移動し、
月も動いているし、
大地も動いていることを実感。
更に時が経過し、
やがて月が見えなくなったころに立ち上がり、
ブラインドを閉め、
月瞑想をした12畳から、
寝室である隣の6畳へ行き、
そのまま、
眠りにつきました。
そして、今朝がた見た夢。
明るい空と、
丘陵地帯に伸びる鉄道。
その世界では、
今のこの世と違う交通網が張り巡らされているのですが、
そのなだらかな丘陵を這うように敷かれた高架レールの上を、
窓の大きな座席のゆったりした乗り物に乗り、
移動する僕。
空はとても明るく、
陽ざしはとても柔らかい。
そして、
その乗り物には、
大谷翔平さんが乗っていて、
なぜか、
ドジャースのユニホームを着ているのです。
あれ、彼は、エンゼルスのはずだよね、とも、
思ったのですが、
その雰囲気は、
ごく普通の若者で、
ほかの乗客たちと何ら変わらず、
何とも明るい車両なのでした。
そして僕は、
街に行き、
マイセンの皿の、
大きいのを2枚、
中くらいのを3枚、
購入しました。
そのマイセンの皿には、
名状しがたい青、
鮮やかなブルーの色合いがあり、
とても素敵な皿で、
見ているだけでワクワクしてきました。
そんな感じの夢でしたが、
起きた時もありありと覚えていて、
その世界の空の青さと、
明るい乗り物と、
マイセンの皿の鮮やかな青い模様と、
人々の穏やかな明るさは、
目が覚めた後も、
ずっと胸の奥に広がったままでした。
昨夜の、
思いがけない月瞑想と、
今朝がた見た明るい夢のことは、
この余韻が消えないうちに、
書き留めておいたほうが良いと、
思った次第。