よく言われていることの一つに、
他人は変えられないけど自分は変えられる、
というのがありますよね。
言うことを聞かない部下を何とかしたいとか、
怒ってばかりいる上司の性格を何とかしたいとか、
家事を手伝ってくれない夫を何とかしたいとか、
勉強しない子供を何とかしたいとか、
他人を変えようとする人、
あるいは、
他人にこうあって欲しいと思う人は、
多いのですが、
他人ほどどうにもならないものはありません。
また、その他人は他人で、
こちらに対してはこうあって欲しい、
こうあるべきだと、
思っていたりします。
また、やたらと正義感の強い人が生きづらいのは、
世の中はこうあるべきだ、という思いが強すぎて、
それがストレスになり、イライラを募らせる、と。
僕も一通りそうした感情を経験してきて思うのは、
他人が許せないときというのは、
自分の中にも似たようなものがある時、なのですね。
同類は憎み合う、と言いますか、
似たもの夫婦と言いますか、
自分の中にも似たようなものがあるから、
相手の同じ様な部分に苛立つわけで。
で、何が言いたいのかというと、
今年最初の記事でも言ったのですが、
正しいことより楽しいことを選ぶ、と。
そっちのほうが、断然良い人生じゃね、と。
僕にとって楽しいことは、
旅に行くこと。
行けない事情があっても、
旅行の計画を立てること。
特に鉄道旅は、
計画するだけでもワクワクしてきます。
あるいはブログパトロールをして、
旅行に行った記事を読むこと。
いろいろな人が、
旅行に行ったときの写真などを、
アップしていますよね。
そうしたのを見るのは、とても楽しい、と。
楽しいことに目を向けていると、
こっちも旅行した気分になれて嬉しくなる、と。
つまり、正しさにこだわりだすと、
自分の機嫌をいたずらに悪くすることになるのですよ。
これは実に、精神衛生上よろしくないだけでなく、
他人様にとっても、甚だ迷惑になる場合が多い。
なので自分の機嫌を自分でとるためにも、
また、波動をなるべく落とさずに生きるためにも、
正しさにこだわるよりも、
楽しいことに目を向けて生きようと、
今年初めに思った、
僕なのでした。
今あることにいらいらして煮詰まっていたので、おかげさまで助かりました。視点を変えて見つめ直してみます。
taoさんのお話しは人生の愚痴に終わるのでなく何か示してくださるので、こうしてときどき読みに来ては「なるほどなあ」と。
今回のことも人生で何度も学習したつもりがすぐ忘れてしまうので、ブックマークしてまたいつか読み直そうと思いました。