昨日は、老後の孤独が怖い、
というタイトルで記事を書いたのですが、
孤独への親和性さえクリアしてしまえば、
おひとり様シニアは、経済的には楽。
モーガン・ハウセルが言っているように、
「富の比較ゲーム」に参加してはいけない、のです。
老後2000万円問題も、
一つの呪縛のようになっていますが、
それも、比較ゲームのなせる業。
単純な話をしましょう。
かつて働いていたアルバイトの現場で、
先輩のパート社員が、
彼は当時65歳でしたが、
息子夫婦と同居していました。
住居費が節約できるので、
息子夫婦は大助かり。
その先輩パート社員も、
かわいい孫と暮らせて幸せ。
これは、winwinの関係なので、
これだけ聞くと素晴らしいのですが、
問題は、
子供はその息子だけではないということ。
長男であるその息子の下には妹がおり、
その長女は結婚して横浜に住んでいるとのこと。
で、その長女から、
今度マンションを買うのでお父さん、
頭金の足しにするので500万円だして、と。
まあ、生前贈与みたいなもんですが、
なるべく子供を平等に扱いたいその先輩は、
500万円を出してあげたそうです。
このような立場にある高齢者の場合は、
そのようにして簡単に高額が、
出ていくことがあります。
それに対し、
僕のような天涯孤独者は、
そうした支出は皆無。
なので、
老後の必要資金と言っても、
人が変われば必要額も変わります。

困窮の中にあってはただ自分を善く修養し、
と孟子は言いました。
僕も、50代半ばで介護離職し、
実家を建て替えての住宅ローン生活ですが、
傍から見れば大変な生活でも、
そのようなときこそが、
学びのチャンス。
孟子先生の仰る通り、
自分を善く修養して、
ローコスト生活を身に付けました。
先ほどの先輩に話を戻すと、
一緒に住んでいてかわいい孫ですが、
外孫もいる場合、
孫への支出は、
更にかかるでしょうしね。
かかるお金は、
本当に千差万別。
なので、
比較すること自体が、
無意味。
僕は、
多くはない資産と多くはない年金で、
ローコスト生活の日々ですが、
心に平安があるのは、
比較ゲームに参加していないからだと、
思っています。

