正しくない、つまり、正しいの否定(~にあらず)が、歪み、という字なのですね。

普段意識せずに使っていますが、漢字に気づかされることは多いです。


統一教会なども、漢字を悪用しています。

たとえば、歴史、という字。


普段意識せずに使っていますが、

二つの木の下に止まるがありますよね。



歴史の、のこと、です。 


これをどう悪用するかというと、

教義を固めるために、以下のようなこじつけをします。


二つの木とは、アダムとエバのこと。

そのアダムとエバが、罪を犯し、堕落したので、

その二つの木から始まるべき神の歴史が、止まっている、と。


さんざん原理を頭に詰め込まれた後に、

こんな説明をされると、なるほど、となってしまうのです。



どうですか、皆さん、神は、子供たちに気づいてほしいと、こうして漢字の中にも、目覚めの機会を与えているのですよ、講師にそんなふうに説明されると、そうだったのか、と、なる人もいます。


そして、一度、深く、カルトに洗脳された脳は、

カルト脳と化して、滅多なことでは変わりません。


山上容疑者の母親の言葉からも、それはわかりますよね。


以下は、ネット記事からの引用。


各メディアによると聴取の中で母親が「今回の事件で統一教会を批判にさらして迷惑をかけてしまい申し訳ない」と統一教会へ謝罪をしていることが報じられたのだ。

「現在の山上容疑者の母親は、仕事をしていないため、多額の献金はできない状態だといいます。しかし、伯父は『スポニチ』の取材に対して、山上容疑者の母親が今も統一教会への献金を続けていることを明かしています。その元手として『年金から献金しているニュアンスだった』と語っていました。

山上容疑者の母親は息子が事件を起こしたことで、昭恵さんをはじめ安倍元首相の家族には非常に申し訳なく思っているそうです。しかし、山上容疑者が凶行を起こした一因にもなっている統一教会への思いはあまり変わっていないようです」

献金の末に破産し、そのことに起因して息子が銃撃事件を起こした今も統一教会への変わらぬ愛を抱いている山上容疑者の母親。インターネット上には、驚きと戦慄の声が広がっている。

《山上容疑者の母親の「統一教会に申し訳ない」という言動には非常に心をえぐられる。どこにも救いがない。悲惨というほかない。》

こんな事を起こすほど息子を自分が追い詰めていたのか…という後悔や反省に何故ならないのか、全く理解ができません。普通だったら自分の信じたもの、生き様を後悔して息子に申し訳ないと思うと思うのですが》

《母親に目を覚まして欲しかったのに、届かなかった。山上容疑者は母親の言葉を聞いてどう思うんだろうか、母親に容疑者と向き合ってほしかったけど、そんなとき来るのかな》


うう、と、ため息が漏れてしまいます。

統一教会に対して申し訳ないと思っているのです。

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しかし、これこそが、カルト脳と化した信者の頭の中


母親に容疑者と向き合ってほしかったという、

一般の人のコメントがありましたが、

この母親は、目の前に息子がいても、

今のままでは、向き合うことすらできないでしょう。


山上容疑者の絶望が、痛いほど、わかります。


次回は、認知の歪みについて、

掘り下げて考察していきます。