僕は、天涯孤独者で、家族はありません。
ぶっちゃけ、あとは死ぬだけ、です。
あとは死ぬだけだとわかってみると、
必要なものは、そう、多くはない。
残された人生で最優先すべきは、
自己と対峙する時間。
で、これに必要なものは、
快適な空間と食べ物、くらいのもの。
たまに旅行もしますが、
それは風景を替えながら己を見つめ直したいから。
さて、人生は身軽なほうが楽な理由ですが、
それは、遅かれ早かれ、この世を去る時が来るから。
そのときに、モノに限らず色々なものを持っていたら、
サクッと、この世を去るのがそれだけ難しくなります。

この世の人生は、
魂の長い旅路の一夜の宿に過ぎません。
さらりと生き、
サクッと去っていく。
それが、
この人生を生き抜くコツだと、
思っています。