60代になって、何が嬉しいかって、

時間がたっぷりあること。

かつての人生で、

これほど膨大な余白があったことは、ありません。


先日は、朝から、ツェッペリンを聴きまくり。

誰に遠慮がいるでもなし。


ところがこの、僕にとっては天国に思える老後生活も、

人によっては、退屈極まりない日々なのだとか。


これはひとえに、主体性のあるなしの問題。

主体性のない人間にとっては、

雇われ暮らしのほうが気楽だったのかも。

命令されるのに慣れている、

ルーティーン業務に苦痛を感じない、

そうした、非主体的な、

隷属的性質の人は、

膨大な余白が、

恐怖になるかもしれません。

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リタイア生活は、

誰にとってもパラダイスでは、

ないのでしょうね。



ツェッペリンを聴くだけでも、一日では足りず。

まあ、時には音楽漬けの日もいいのですが、



読書もしたいしね。

撮り貯めた映画も、

いつ観んだよ、って感じ。