僕は、親の介護で実家に戻る前の13年間、
隣の市の駅前分譲マンションで暮らしていました。
また、二十代の頃は、葛西の賃貸マンションに半年ほど、
暮らしていたので、マンション生活の快適さは理解できます。
潤沢な年金があれば、老後のマンション生活はおすすめ。
何しろ、管理費を払っているので、管理が要らない。
一戸建てだと、狭い敷地であっても、夏になると草が伸びる伸びる。
年々、そうした管理のための作業が、大変になっていきます。
ただ、マンションは、管理費と修繕積立金が、
問答無用で、でていきます。
さらに言えば、住民の合意が得にくい。
みんな、生活レベルや事情が違いますからね。
僕のような、年金見込み額が9万円の、低年金受給者は、
そこから、管理費や修繕積立金などの固定費を、
持って行かれるのはつらいのですよ。
だいたい、2万円くらいは、掛かるんじゃないでしょうかね。
となると、残りの年金は7万円。
これでは、持ち家でありながら、
生活保護受給者よりも、使える金額が少なくなります。
さらに、固定資産税が上乗せされるわけですから、
実質の使える年金は、6万円ほどになってしまいます。
マンションのほうが、固定資産税は高い傾向にあるし、
減額しにくいので、ね。
年金を15万円くらい貰えるならば、
マンションのほうが楽かもしれません。
なので、一戸建て向きか、
マンション向きかは、
各自の経済規模によってかなり左右されると思います。
理想は、お金をたっぷり持っていて、
利便性の高い駅前マンションに住む、かなあ。