僕は、若い頃から転職を繰り返してきたので、転職そのものに抵抗がありません。

行雲流水。

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流れるままの人生。

なので、一つの会社にしがみつく人の気持ちが、今一つ、わかりません。

まあ、想像はできるのですよ。

転職するのが怖いと思っていたり、なんだかんだ言ってぬるま湯につかっているほうが楽だと思っていたり、とかね。

それでいて、そこにいることも苦しくて、我慢の日々。

でも、そんなに我慢ばかりしていたら、体も壊すし、精神にもよくない、と、思いますがね。

以下は、ネットで見つけて、いかがなものか、と思った記事からの抜粋。


中国地方の中堅企業で再雇用の嘱託社員として働く男性(62)は、居心地の悪さを嘆く。慣れない仕事で給料は4分の1。後輩もよそよそしい。「完全に蚊帳の外。40年近く会社に尽くしても、年を取ると『終わった人』扱いです」  営業畑が長いのに定年後の配属先は経験のない総務系。男性の会社では希望の職場を選べず、行き先は人事が決める。  新しく覚えることは多いが記憶力がついて行かず、老眼でパソコン画面がかすむ。凡ミスをして娘くらいの若い子から注意されるのが何とも切ない。「使えない中古人材と思われているんですかね」とため息をつく。  40代の「年下上司」との関係も微妙だ。相手はビジネスライクな態度で、雑談もない。よかれと思って自分の体験談を話すと面倒くさそうに流される。  会議や職場のメーリングリストには入れず、社内情報の共有もできない。飲み会の誘いもなくなった。定年前は同僚とランチを楽しんでいたのに、今は1人。公園のベンチで食べるコンビニ弁当は味気ない。「フルタイムだけに1日が長くて…」と苦笑いする。


うーん、 40年近く会社に尽くしてきて、今は冷遇されていると嘆いているわけですが、その根性が、まず、だめ。

会社から見たら、ぶら下がっていただけの人材に見えているはず。

そうでなければ、そんな畑違いのところに回されませんよ。

要は、遠回しに、辞めてくれ、と言っているわけです。

会社からすれば、給料も4分の1にしたし、場違いなところに追いやったし、メーリングリストからも外してやったのにまだ気づかないのか、と、思っていますよ。

あ、別に、僕は会社の肩を持っているわけではありません。

この、再雇用の嘱託社員として働く男性(62)の勘の鈍さというか、自分を客観視できない愚かさを言っているまでのこと。

で、よかれと思って自分の体験談を話すと面倒くさそうに流されると言っていますが、そんなカビの生えた体験談など、迷惑なだけです。

この人は、62歳なので、僕も、もうすぐ同じ年になるので、アドバイスすると、時代に合わせて自分をアップデイトしていかないと苦しくなるよ、ということ。

ブログなどで昔話をするのは構いませんが、職場でそれをやっちゃダメ。

ますます「痛い人」になってしまいますからね。

まあ、もっと、直截に言うと、そんな不平不満を言って働いていたら、周りの人もみんな迷惑ですから、とっとと辞めて、新天地を探せ、とね。

愚痴を言いながら、その会社にしがみついている人は、押しなべて愚図。

愚図は同じところに立ち止まって不平不満を言い、他人や環境のせいにするばかりだから、人生が好転することもありません。

こういうのを、自業自得、と、言います。

以上です。




まあ、愚図は、エンドレスで愚図ですからねえ。