今は、コロナ禍で多くの人が、苦しんでいます。

こうした中、多くの人の生活が大変です。

 普段は、表面化することがなくても、こういうときには、貯金、のありがたさが、身に沁みます。

多少なりとも貯えがあれば、乗り越えられる、という人もいるし、商売などをしている人であれば、多少の貯えでは回らない、という人もいて、様々でしょう。


僕が、ローコスト生活に徹しているのは、普段から、生活規模を小さくしておけば、こうした状況でも、生き延びる確率が上がると思うからです。

まあ、臆病者の処世術、とでも、思ってもらえればよいか、と。


これで僕が、多額の預貯金があるのならば、そんなことは考えなかったと思います。

誰だって、お金を使う生活のほうがいいですからね。


でも、質素な生活が当たり前になれば、その当たり前の中で、幸せを見つけられます。

たとえば、床屋代。

僕は、2か月に一度、1000円のところに行っています。

で、もっと節約しようと思えば、自分で髪を切る、ということも、有りだと、思っています。

そのように、自分でできる工夫は、とにかくやってみる、ということが、ローコスト生活の第一歩。

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厚生労働省の「国民生活基礎調査」(2019年)によると、高齢者世帯以外の世帯、1世帯当たりの平均貯蓄額は1077万4000円。2000万円以上の貯蓄があるという回答が14.6%と7世帯に1世帯という結果に。 一方で高齢者世帯以外の世帯の13.0%、児童がいる世帯の11.6%、母子世帯の31.8%が「貯蓄がない」と回答しています。8世帯に1世帯は蓄えがないという恐ろしい状況で、母子世帯に至っては3世帯に1世帯という水準です。 さらに年齢階級別にみていくと、29歳以下では平均貯蓄額は179.8万円に対して、平均借入金額は248万円。30代では530万円の貯蓄に対して、1071.1万円の借入、40代では650.9万円の貯蓄に対して1002.7万円の借入、50代で1075.4万円の貯蓄に対して546.8万円の借り入れとなっています。つまり20~40代世帯は債務超過という状況です。


うーん、やはり、貯えがない、ということは、おそろしいこと。

苦しいからといって、カードローンなどに手を出せば、また、がっぽりと利息を取られて、さらに苦しくなります。

それでは、貧困の連鎖から、いつになっても抜け出せません。

だからこその、ローコスト生活。

これが、大事だと、思っています。

愛があればお金がなくても、とは、行きませんからー、斬りー。


愛も大事だし、お金も大事だよね、ということですね。

愛もあってお金もある、これで、行きましょう。



なぜなら、愛とお金は、対立するものではありませんからね。