NHKについては、いろいろありますが、受信料を払っていて良かったと思える番組の一つが72時間。
その番組に出てきた82歳の経営者は、酒煙草ギャンブルは一切やらない、とのこと。
さもありなん、と、思いましたね。
かつては都内に、700もあったキャバレーも、今は少なくなったようで、番組内ではいろいろな人生模様を見せてもらいました。
そして、僕は、やっぱり人間が好きなのだ、と、思いましたよ。

で、実は市井の、たとえば、そうしたキャバレーの経営者とか、そうした人たちの中にこそ、深い人がいます。
そして、彼らは、人の痛みがわかるし、悲しみもわかるし、痛みもわかるのです。
主イエスは、売春婦とか、取税人とか、漁師とか、どちらかというと、蔑まれていた人たちと付き合っていましたが、それには道理があって、そうした人たちのほうが、実は人の痛みがわかって、神に近かったからなのですよ。
親鸞聖人も言っていますね。
善人なおもて往生を遂ぐ、なおやいわんや悪人をや、と。
自分は善人だと思っている傲慢な人間よりも、自分は至らないと思っている謙虚な人のほうが極楽に行くよ、とね。
聖書にも、似たような記述はたくさんあります。
有名なのは、詩編の中の聖句。
主は心の砕けた者に近く、 たましいの悔いくずおれた者を救われる。
水商売などで苦労して、痛みを感じながら、人の情を感じながら生きている人たちのほうに、神近き人がいたりするわけです。
うーん、そう考えると、ロマンティックが止まりませんねえ。


市井の人ではないのですが、先日、ネットサーフィンしていたら、サーベルを振り回し、ターバン巻いた悪役レスラーとして、観客を震え上がらせていたタイガージェットシンの記事を見ました。
タイガージェットシンは東日本大震災の時に寄付をしてくださったようです。
地元トロントでは悪役スタイルではなく、アントにを猪木みたいな正統派レスラーとしてヒーロー扱いされていようです。また、財界、政界とも繋がりがあり、北米インド人社会では最も著名な人物とのこと。
実は新日プロレスで悪役レスラーとして暴れまわっていた頃から、関係者の間では、リングを降りたら「人格者」との評価が高かったようです。
タイガージェットシンに限らず、プロレス関係者の間では、悪役レスラーには人格者が多いと言われているようです。