鴨が葱を背負って来る、という言葉があります。

僕がこの言葉を最初に聴いたのは、高校生のとき。

授業をふけて、ダチの家で、麻雀をしていた時の事。

メンツの一人を待っていて、その時いたのは、3人。

で、一人が、なかなか来ねえなあ、あいつ、とか言ったときに、もう一人が、もうすぐカモが葱しょってくるよ、と。

まあ、所謂鴨葱というやつで、案の定、そいつの一人負け、となりました。


まあ、そんな話はどうでも良いのですが、撮り貯めていたドラマ、ハケンの品格を見ていて、篠原涼子ふけたなあ、と思ったのですが、それもどうでもよく、何気にあのドラマの中の食品会社内で、正社員と派遣の格差みたいなのが描かれていますが、僕に言わせれば、どちらも税金農場の家畜じゃね、ということ。

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豊臣秀吉でしたっけ、差別的な集団を無理やり作って、支配しやすいようにしましたけど、正社員には、派遣に対する優越感と就業意識を持たせて、とか、まあ、そこまで考えてのことではなくて、単に世界的な競争にさらされている企業が生き残るためには、人件費の圧縮が一番だと短絡的に考えてのことでしょうが。

でも、その人件費の圧縮が、回りまわって税収の落ち込みになるという、風が吹けば桶屋が儲かるの逆バージョン的なことになるとの先読みはできなかったのでしょうかねえ。

この、緩やかに貧しくなっていく流れは、止められないのかもしれません。

ならば、個人は、自分の身は自分で守るとの決意のもと、賢くなるしかありません。

まあ、これは、個人であろうと、国家単位であろうと、同じことで、自主独立の気構えがなければ、大きなものに踏みつぶされてしまいますよ。



何が、その大きなものなのかは、各自、考えてくださいね。

今は、風の時代。

自己責任の時代になりましたから、ね。

何だよ、また、風の時代の話かよ。