複雑なものは、疲れます。

ちょうど今から一週間前の土曜日のことになります。

9月19日の土曜日、僕の先輩のF島さんが、映画会を開きました。

そのときに、思いがけず再会したのが、ジャーナリストのNさん。

Nさんは、沖縄問題の第一人者です。

そのNさんから、このあと飲みに行くのですが、一緒にどうですか、と誘われ、二つ返事で、承諾。


飲み会の参加者は、映画上映会を主宰した、F島さん、ジャーナリストのNさん、そのNさんを、車で送迎してくれていたOさん、そして僕の4人。

実は、そのNさんと僕は、幸福の科学の会員時代、お互いの家を行ったり来たりする間柄でもあったのですが、使命感に生きるNさんは、ネット上に、退会届を公開しています。

それはおそらく、自らの活動にとって、何かとそのほうがやりやすいからだと推測しています。

で、Nさんと意気投合したのは、「過去世など、関係ない」、ということ。

Nさんは、裸一貫で、事業を立ち上げ、また、ジャーナリストとしての活動も、孤軍奮闘。

幸福の科学においてご立派な過去世を与えられていた人が、ことごとく消えていったか、鳴かず飛ばずの中、ひとり気を吐くNさん。

このNさんも、元職員なだけに、内部事情もいろいろ知っているようでした。

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何人かの幹部職員の実態なども、聞いた次第。

で、こんなことを語りだしているときりがないので先に行きますが、今後の政局、政界情勢、アメリカ大統領選などなど、実に有意義な話で盛り上がるなか、途中から飛び入り参加した、F岡さんという人が、宇宙人の話をしだしてから、話はおかしな方向へ。

このF岡さんは、F島さんが、呼んだようで、無下にも出来ず、僕もおとなしく聴いていましたが、NさんがITにも精通していることを知ると、対抗意識を燃やしたのか、自分も富士通の技術者だったと言いだして、また話が変な方向に。

俺はUFOの種類も全部知っていると、宇宙人関係の自慢話も延々と続き、菅総理や小泉純一郎も朝鮮人だとかわけのわからないことを言いだし、もう、妄想話のオンパレードで、せっかくの意義のある飲み会がぶち壊しに。

そのうえ、このF岡さん、金がないとかで、彼を誘ったF島さんの提案で、支払いは免除に。

このF岡さん、年を訊くと70歳だとかで、自分の妄想を語るだけ語り、コロナ禍の中、唾を飛ばしまくり、ビールは飲みたいだけ飲んだ挙句に金は払わずに、帰っていきました。

この飲み会の途中までは、大変有意義な内容だっただけに、とても残念でした。

さて、話を戻すと、過去世などというものも、承認欲求のなせる業で、そもそも何の実績もない状態で、たいそうな過去世を貰うこと自体が、大きな負債であるとは、Nさんの弁。

僕も、まったくその通りだと、思いました。

その点、足るを知る人にとっての人生は、いたってシンプル

整合性の取れない教えや、立派な過去世などは、真実や事実に価値を置く求道者にとっては、夾雑物でしかありません。



くれぐれも、愚か者になってはいけないと、思った次第。

そして何よりも僕自身が、愚か者の涙、を、流さないようにしようと、思いました。