プロレスラーの大仁田厚も、ファイヤーとか、言っていませんでしたっけ。
で、それはさておき、FIRE(financial independence retire early)の流れは、僕は、止められないと思っています。
まあ、止める必要もありません。
時代精神、というものがあります。
幕末に、あれだけの英雄豪傑が輩出したのも、時代精神ゆえのこと。
で、これからのことを言うとすると、AIは、二進法をベースとする量の計算には優れていますが、人間に、とってかわることはできません。
現実世界、いや、厳密に言うと、現実に思えることもまた実在ではないので、現象世界と言い直しますが、この現象世界の微妙に変化する本質そのものを、AIは、とらえることはできません。
AIには、心はなく、情熱も、ないから、です。
さて、今現在、早期リタイアを志向する人が増えています。
今回のコロナ騒動での、リモートワークでも、多くの人々に気づきを与えました。
こうした環境の変化がなければ、大半の人は、変わろうとしません。
何だよ、別に都会に住む必要ねえじゃん、と思う人が爆発的に増えつつあります。
リモートワークだと、狭すぎる空間は息苦しくもなるし、隣で赤ちゃんが泣いている状態では、仕事に身が入りません。
そこで、都心を離れ、トカイナカ、に、移動する人が増えているというのを、テレビでやっていました。
会社に縛られない働き方を志向する人たち、さらには、会社そのものからおさらばして、アーリーリタイアをもくろむ人たちが増え続けています。
これはもう、未来社会の先取りなのですよ。
これは、時代精神、そのものです。
AIができる労働はAIに任せる世の中に変わっていきます。
そして人間には、膨大な余暇が、与えられます。
ベーシックインカムが、国民の権利として認められるようになるでしょうね。
で、もっとお金が欲しい人は働いてもいいし、別にベーシックインカムだけで暮らせる人は、それで充足すればいい、と。
誰もが、やりたいことをやれるだけやる時代。
一足飛びにそこに行きつくわけではありませんが、紆余曲折を経て、そうなっていくと思っています。