自分の維持費を上げるな、と、ひろゆきは言います。
まあ、僕は、ひろゆきはYouTubeでずいぶん聞いていたので、考え方はよくわかっていました。
本は買うほどではないと思っていたのですが、図書館にリクエストしてみました。
そうすればタダで読めるだけでなく、今後、ひろゆきの本がそのまま置かれれば読む人にとっても役に立つだろうという、ね。
ひろゆきが大学生の頃に住んでいたアパートの家賃は、28000円だったそうです。
で、ネット回線が3000円。
そして、それらすべてを含めた生活費が50000円。
明細が、家賃のほかはネット回線だけ、というのが、いかにもひろゆきらしいところ。
で、月に5万円あれば暮らせる、と分かったことが大きかったと言います。
その後、会社に就職することなく、生きてきたから、それで通ったが、もし会社員になっていたら、こうはならなかったのではないか、と、言っていました。
その理由は、毎月決まった額の収入が当たり前になると、つい、生活レベルを上げてしまっただろう、というもの。
彼はフリーランスだったので、そうはならなかった、と。
生活レベルを上げると、これだけ損なことになるよ、という理由が、たくさん挙げられていたりして、すでに彼の考え方は十分知っている僕も、改めて納得。
給料を上げるスキルよりも、無駄なものを一切買わないで生活できるスキルのほうが、人生の選択肢が広がるんじゃね、というのがひろゆきの持論。
まあ、この辺りの考え方も僕と同じなので、ひろゆきには親近感があるのですよ。
欲しい、と気持ちが盛り上がったときにこそ、ちょっと待てよ、と冷静に考える時間を意識的に作りましょう、と、ひろゆきは言います。
すいません、断っておきますが、僕はひろゆき教の信者ではありませんからね。
彼の考え方の多くが僕のそれと一致するので、つい言ってしまうだけのこと。
まあ、結論を言うと、ローコストで生活できるスキルがあれば自由は簡単に手に入るよね、ということでした。