昨日の夜、たまたま池上さんの番組を見ていて、中国の赤い舌の話が出てきました。

僕は、このブログでは、極力政治的な話や軍事についての話は、しないようにしてきました。


僕には、他に家族も、子供もいませんが、このままいったら、本当に日本はやばいと思うので、少しだけ、書いてみます。 


問題だらけの安倍さんですが、僕がある時期まで一定の評価をしていたのは、ひとえに外交分野。

それが、習近平を招くとか言い出したあたりから、何を考えとるんだ、と、なったわけです。

で、まあ、習近平は、来なくなったのですが、世界がコロナ禍で苦しんでいる中、中朝露が新型コロナの隙突く軍事行動、の見出しを見ました。


 新型コロナウイルスの感染が世界で拡大している最中も、日本周辺を含む東アジア地域では中朝露3カ国が軍事的圧力を強めている。特に中国は、空母で感染者が相次ぐ米軍の隙を突くように海洋へ進出している。

まあ、これを報道したのは、産経新聞で、朝日はいつものようにだんまりでしょうねえ。あるいは、取り上げたとしても隅っこのほうで、ちょっとだけ、とかね。


で、昨日たまたま見た池上さんの番組は、コロナの話が中心でしたが、その中で、少しだけ、中国の赤い舌の話が出てきました。


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上の図が、その赤い舌。

コロナで、世界が、特に西側と言われるアメリカやイギリス、欧米各国、などが、コロナでかかりきりになっている隙をついて、また、この南沙諸島の足場固めを行ったようです。

あのですね、狡猾な指導者がいる国がある以上、ただのお人よしでは、全く歯が立たないのですよ。


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この人は、人間的にはそれなりに善人かもしれませんが、その向こうでバカだなこいつ、と、せせら笑うようなほくそ笑むような不敵な顔の男を、見てください。

一国のリーダーは、人がいいだけでは務まりません。

相手の悪を、見抜く力がないと、自国民を不幸に陥れてしまいます。

狡猾な相手には、それなりの知恵を持って対応しないと、危ういのですよ。

その点、トランプは、問題も多いが、中国に対して毅然とした態度をとれるし、やっとなんとか、中国の軍事的拡張主義を押し返しているところなのですね。


善人で、高潔で、指導力もあり、なおかつ、交渉力もあり、相手の邪悪な考えを見抜く力もあり、経済にも明るいなどという政治的リーダーは、まあ、そうそういるものではなく、チャーチルあたりが、そこそこそれに近いかなあ、とは思いますが、今の現状では、トランプさんにひと踏ん張りしてもらうしかないでしょうね。

まあ、言いたいことは限りなくあるのですが、政治的な発言は戒めているので、今日はここまで、とします。