たまたま見たのですが、NHKの今週のクローズアップ現代は、コロナ禍による自粛で首を切られた人たちや、仕事がなくなった現場の苦悩、あるいは、それ以外にも、通常の暮らしが立ち行かなくなった人たちを取り上げていました。
で、こうした困難の中にある時ほど、その直面する個人、だけでなく、たとえば、宗教団体なども、その本質が現れる、と、思っています。
以前、仁和寺の僧侶が、祈祷をしているだけでなく自ら手作りマスクを作り、無償供与している記事を書きましたが、今、多くの、宗教団体も、自粛しながら、静かな祈りをささげています。
しかしその一方で、人々が苦しんでいる状況を逆利用して、自己拡大に走る宗教団体が存在するのも、事実です。
また、マスクの送り付け商法に見られるように、金儲けの機会ととらえる輩もいます。
事程左様に、このような苦難、困難の時には、その組織の真の姿が、露わになるものです。
人間には、神の子としての神性が宿っているので、自らの自助努力で、この困難にも立ち向かっていかねばなりません。
昨日はテレビで、いろいろな人が、坂本九さんの、上を向いて歩こうを歌っている映像を見ましたが、苦難の中でこそ、霊性もまた、磨かれていくものだと、思っています。
地上のあなた方は、自分で自分たちを救う方法を学ばねばなりません、と、シルバーバーチは言います。
The world must learn to perform its own salvation.There is no ready-made plan. There is no prepared. cut-and-dried system. Your world has to learn that, behind what it regards as the manifestations of life, there is the eternal reality of the spirit, that the children of matter are not only worldly beings but spiritual beings expressing themselves through bodies of matter.
地上のあなた方は、自分で自分たちを救う方法を学ばねばなりません。予め用意された救いの道はなく、すでに出来上がった救済組織もないのです。あなた方が生命の現われと思っているものの背後には、不滅の霊的存在が控えており、あなた方地上世界の子たちは、肉体を持った人間であると同時に、肉体を通して自己を表現している霊であることも学んでいかなければなりません。
最近気づいたことですが、僕の中には、まだまだ自分は生きられる、という慢心がありました。
その慢心ゆえに、努力精進を怠っていた部分があります。
ぐずぐずしてちゃいけねえ、と、僕も、思いました。
もっと俺は俺でありますように、とね。