昨日は起業家セミナーの初日で、久々に、雑踏の中に紛れ込み、疲労困憊で帰宅しました。
 
 会場は秋葉原。
 池袋経由で、着いたのが10時30分。始まりは、11時なので、会場には、まだ誰も来ていないのでは、などとのんきなことを考えていたのですが、すでに、広いセミナールームの、3分の1は人で埋め尽くされていました。そして皆、持参したパソコンを開いて、キーボードなどを叩いていました。

 僕はと言えば、PCやスマホは、持ってこられる人だけ、ということだったので、ノートと鉛筆だけ。スマホでもあれば持っていくのですが、そのようなものは持ったこともなく、ネットもできないガラケーがポケットにあるだけという状況。

 セミナー開始の11時には、相当な人数が集い、「おいおい、限定100名じゃねえのかい」と、僕は心の中でつぶやいていました。

 このセミナーの費用は、80万円。

 現金で支払った人もいれば、月賦の人もいるでしょう。男女比は、やや男性が多いものの、女性たちのほうが、なんだかみんな優秀に見えました。年齢層はばらつきがあるものの、明らかに、50代おひとり様の僕は、高齢の部類に入ります。

 主催者発表で、当初100名限定と言っていましたが、参加したい人が増え、そこで、言葉を区切り、118名とか、ちょっと正確な数字は忘れましたが、ザックリ、120名ほどの人数になったということでした。

 うーん、80万円掛ける120名は、と、頭の中でソロバンをはじき、9600万円か、と、またつぶやき、「ええ商売やないかい」と、思わず口に出てしまいそうな僕なのでした。

 起業家セミナーの静かなる熱気に圧倒され、また、普段とは違う部分の脳みそを刺激され、秋葉原の雑踏にも辟易させられて、這う這うの体で、逃げ帰るように、介護の親が待つ家に、夜遅くたどり着いた僕でした。

 今日は、まず、地区の一斉清掃で、溝掃除をし、その後、マインドを切り替えて、また、起業家セミナーに行きます。