二十代のころと言えば、やっぱ、一番聴いていたのはサザンであり、桑田佳祐。
あ、もちろん、山下達郎や大瀧詠一も、聴いていましたよ。
で、今日は大みそかで、紅白歌合戦のある日。
でも僕は、紅白って、見ないんですよねえ。
だって、裏番組で、格闘技があるでしょ。
やっぱり男は、格闘技を見ないとね、女の人も、見たほうがいいですよ。
で、まあ、何が言いたいかと言うと、やっぱ、桑田は稀代の天才。
うーん、逗子に住んでいたころを、思い出します。
日本に、桑田佳祐や山下達郎がいることを、感謝しないとね。
うーん、あの頃君は、若かった、って感じですね。
で、やっぱ、サザンと言えば、この曲は外せないよね、ということで、
うーん、みんな年を食ってきているけど、頑張ってます。
うーん、観客の喜んでいる姿を見れば、桑田佳祐の偉大さがわかりますね。
うーん、まさにこの曲がヒットした年に、僕は、テレビもない逗子のアパートでラジオで、日本シリーズを聞いていましたよ。
近鉄対広島、ね。
絶体絶命の中、9回裏、江夏が抑えきって、広島が優勝。
なんか、昔の曲が、昔の記憶を引っ張ってきます。
うーん、やっぱ、桑田佳祐は、日本が誇る、山下達郎と並ぶ、稀代のメロディメイカーだよね。
この二人には、国民栄誉賞をあげてもいいですよ、マジで。
最後は、カラオケに行くと、僕が必ず歌う曲を。
私が桑田さんのすごいなと思うところというか、上手いなと思うところとして、一聴、パクリと思える曲がないところですかね。パクリと言うと、いい方は悪いですが、
かと言って、山下さんの曲にパクリがあるかと言う訳ではなく、山下さんの音楽は、少し音楽に詳しい人間が聞けば、山下さんの音楽のルーツがなんとなく解ります。ビーチボーイズ、ドゥーワップ、ゴスペルetc...。カバーもしておられますし、勿論、万単位でのレコードコレクターでも知られる方なので、引き出しはいっぱいあるでしょうが。
一方、桑田さんと言えば、強烈な個性のボーカルのためか、一聴、何がルーツなのかが、分かりづらいのですね。
恐らく、ビートルズを始め、ローリングストーンズや、ジャズ、ブルース、ソウル、ハードロック、その他スタンダードなポップスや民族音楽、料理で例えるなら、ごった煮の良い出汁の出た鍋料理状態ですかね。
色々な素材を使って桑田味に旨く仕上げている感じです。
山下さんは、曲を聴いていますと、素材の味を生かしつつも、特に昔のレコードなどを聴いてみますと、かなり隠し味にこだわっている作りな感じがします。
どちらも、物凄い量の音楽を消化し、それを下地にしているのは確かですね。どっちも奥が深すぎます。
しかし、お二人とも、近年、朝の情報番組などのテーマソングや新曲などを聴きますと、ネタ切れなのか、はたまた本人が適当に作っているのか、単に私が飽食状態なのか、フォーマットにキレというか、新鮮味にかけるところがあり、ちょっと気になるところではあります。私のような凡庸な一音楽ファンが言うのもおこがましいですが。
長々失礼いたしました。今年も大変お世話になりました。来年もまたよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。