少し前になりますが、クボタで、40代の派遣社員が、同じく40代の正社員を刃物で切り付け、重傷を負わせた事件がありました。

この事件を知ったときに、いろいろな想像を掻き立てられたのは、僕だけではないでしょう。

事実、この事件についての書き込みには、いろいろな意見が寄せられていました。以下は、それらのほんの一部。

二人の間で何があったのかはこのニュースだけでは詳しく分からない。
しかし、ナイフを持っていた所を見ると被害者の指導の仕方に問題があり、加害者側に鬱憤が溜まってて次に何か言って来たら殺ってやるくらいの覚悟が出来てたのかもね。

派遣社員の犯行は許されることではないし、あってはならない。
しかし、被害者の正社員の言動や態度、行き過ぎた指導はなかった
か、そこに至った状況に何があったのかをしっかりと調査する必要
がある。以前にあった、警察官の上司が部下に拳銃で撃たれて亡くなった事件を思い出した。


派遣という最悪の雇用システムが終身雇用による人材の育成も安定した社会生活も破壊した。そのシステムを作ったのが小泉政権で人材派遣でもうけているのが竹中平蔵。必要なのは働き方改革ではなく終身雇用による安定した生活を送れるシステムと残業システムの改革。でも一番大事なのは国民がもっと考え声を上げ現在の状況を変えていくことだけど同調圧力と生来の日本国民のどこか陰湿な考え方はシステムを変える妨げにしかならず変わることなく負の遺産は子供たちに引き継がれていくのだろうと思う。

正社員と派遣社員は格差があからさまにあるからね。同じ仕事をしても給料や福利厚生は違うし、不安定。40代あたりは就職氷河期と言われる年代で、派遣社員も特に沢山いる。本来だったら40代は正社員で仕事バリバリやってある程度の地位を築いて、安定した生活を送っている年齢層。当然、この年代の派遣社員が沢山いるからなかなか結婚できなかったり、出産を躊躇したり、派遣社員の制度には深い闇がある。少子化を根本から食い止めるためには、こうした格差のある社会構造から変えるべき。

派遣経験ありますが今思うとロボットのように扱われた。社員さんと揉めてる場面もよくみた。各地の派遣先で働いている渡り鳥みたいな方もいたが毎日不安で苦しいと嘆いていた。

竹中、小泉さんの置き土産!
派遣を増やし、日本の雇用をダメにした感は、否めないね。

工場への労働者の派遣を解禁したのは、小泉総理と、竹中平蔵氏のとき、これで世の中が一気におかしくなった。正社員とアルバイトだけでよく、派遣など必要ないと思う。派遣の人の境遇は劣悪で同情します。なくしてくれると信じ民主党に投票しましたが、裏切られましした。

怒りの矛先は本来小泉政権や竹中、派遣会社に向かうべきだが。


うーん、小泉、竹中、の名が散見されます。

僕も、竹中平蔵はろくなもんじゃない、と思っています。

そして今度は、50代の男が、同じく50代の男を刺す事件が、起こりました。場所は、大阪のパチンコ店。

51歳の無職の男が、53歳の男を刺したようです。

こちらは、パチンコ店内という遊戯場内での話であり、職場での格差とか、そういう話ではありませんが、僕が気になるのは、その短絡性。

煽り運転もそうですが、物事のその先の展開を少しでも考える余裕と言うか、スペースがあれば、普通は起こり得ない事件だと思うのです。

なんか、いろんな人が、切羽詰まったところで生きているような気がしてなりません。