介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

2025年02月

貧困でも生きたい、低年金でも楽しく生きる工夫を



シニア世代も二極化が進み、

金融資産がたっぷりあって、

優雅に平日ゴルフなどを楽しむ人たちもいれば、

昨今の物価上昇で、

節約も限界を迎え、

刀折れ矢尽き尾羽打ち枯らして、

貧困窶れから病気になる人もいるらしい、と。


久しぶりに、つげ義春のねじ式を読んで、

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改めて傑作だと思った次第。


若い頃からつげ義春のファンで、

彼関連の書籍はかなり持っていたのですが、

断捨離時に古本屋に売ってしまい、

改めて買い直したりして、

何やってんだ俺、みたいな。


本は1000冊以上ありましたから、

あれこれ選んでいると時間がかかるので、

一気に売り払ったのは、もう何年も前の話。


食料品の爆上がりには閉口しつつありますが、

ネットサーフィンをしていたら、

家賃や引っ越し代もかなり上がり始めているらしい、と。


僕の場合は、

使えるお金が同世代の平均よりもかなり少ないので、

創意工夫は不可欠。


で、つげ義春は別格ですが、基本、本は買わない、と。

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図書館が、自分の書庫だと思うことにしています。


行きつけの図書館に借りたい本がなくても、取り寄せてくれます。

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こちらの本は、川口市の図書館から取り寄せてくれたっぽい。


図書カード7枚持ちなので、

4つの市と僕の住む町を含む3つの町のカードで、

ほとんどの本が借りられます。

さらに今回のように、

川口市などというずいぶん遠いところからも、

本が借りられるわけですから、

本当に今は書籍購入の費用は、

年間1万円未満。


以下は前回の記事にコメントをいただいたのをきっかけにみつけた、

暖房か食料かを迫られる貧困層の動画。





こちらはイギリスの2年前の状況ですが、

今はさらにひどくなっているかも



貧困でも生きたいし、

生きていかねばなりませんからね。



で、僕の出来ることとしては、

今までと同じように消費していたら、

この物価高には対応できないので、少しばかり工夫を。


僕は、アルカリ水をスーパーで無料でゲットしているのですが、

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そのついでに、モヤシを最安値でゲット。

コモディイイダが決まった曜日に安く売るのに合わせて、

水汲みと同時に買っています。


カレーのルーも、


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男一人暮らしなら、8分の1で十分。

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これで2回分の食事ができる、と。


高級イチゴのあまおうも、

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値下げ品を買えばこの値段。


こうした工夫が楽しくできるのも、

この工夫の積み重ねが、

旅行費用というリターンになるから。


3月は、関東圏を脱出する旅行に行く予定です。


「栄華を極めたソロモンでさえ、この花一輪ほどにも着飾ってはいなかった」という、

主イエスの言葉が好きな僕なのでした。





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エンゲル係数の高い僕は生活費を見直しました


先週の土曜日に、

Jリーグの開幕戦を見たのですが、

王者ヴィッセル神戸に対し、

浦和レッズはよく戦ったな、と。


スタジアムは満員に見えましたが、

浦和レッズファンの多くは埼玉県民でしょうから、

あの試合を見に神戸まで行ったのでしょう。


日帰りで帰ってくるとしても、

往復の交通費と観戦チケット代、

その他飲食費用でかなりの出費なのではと思った次第。


僕はすっかり質素な生活が当たり前になっていて、

昨今の物価の値上がりで、エンゲル係数は6割越え。


なるほど世の中の人は、

そうしたレジャーにかなりお金を使っているのだなと納得。

それで生活が大変だとか言っているわけですね。


スポーツ観戦に限らず、

推し活でも、パチンコでも、何でもいいのですが、

食費以外にいろいろかかるというわけね。


僕が月8万円ほどで、

普通に暮らせるのは、

そうした世間一般のレジャー費がないからなのね。


図書館巡りや散歩など、

お金のかからない趣味を満喫しているせいなのね。


普段、夜は出歩かないのですが、

たまたま外出した時に、

閉店間近のイオンに立ち寄ったところ、

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多くの総菜が安くなっていました。



で、その夜は、買ってきたまかない丼で夕食にし、

翌日は半額で買ったミルフィーユカツと、

値下げになったキャベツの


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半分を使って夕食のおかずに。



今、僕は月5万円ほどの年金でやりくりしていますが、

アルバイト収入を入れても8万円の収入。


これまではそれで、

普通にやれていたのですが、

お米をはじめとした食品の値上げにより、

外食費も抑えざるを得なくなりました。


以下が同じお店、同じ銘柄でのお米の額の比較。

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うーん、 3年前の同じ2月の比較です。

店名まで表示させたのは、

理科の実験ではないけれど、

条件を合わせるため。

同じ店で、これだけ上がってますよ、と言いたいだけ。


僕はまだシニアの一人暮らしだから、

5キロあれば一か月半は持ちますけど、

育ち盛りの子供がいたら大変だよね、と。


冬は電気代もかかりますが、

豪雪地帯の人たちの大変さを見ると、

そうしたところの年金世帯は、

暖房費も雪下ろしの費用もかかって、

本当に大変だと思います。



この辺りの大変さを、

石破さんにも理解してもらいたいところ。


エンゲル係数の高い僕は、

旅行費用をねん出するために生活費を見直し、

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今は近場を歩くことで満足しています。


近場を歩いていても、

心は宇宙に、

飛んでいたりしてね。





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過酷な職場環境と氷河期世代の恋



マックのジャンクフードで空腹を満たし、

一円でも安いものを求めて、

アマゾンや楽天のセール期間中に買い物をするという、

そんなチープな生き方がデフォルトになりつつある人が、

増えているように思うのは、

僕だけではありますまい。


アマゾンやマックなどの大企業が、

大衆を転がしてぼろ儲けをし、

安いものへと雪崩れ込む大衆が、

さらに格差を広げていく、と。


古くからある商店街は衰退し、

シャッター通りとなり、

大資本だけが利益を吸い上げる構図が、

さらに加速していくと・・・・・。


天涯孤独生活になって、

今年の5月で7年になる僕ですが、

義母が死んだ後、

沖縄に数日間行き、

心の整理をしたことは、

過去記事で述べた通りなのですが、

父が死んだあとは、

その義母の遺族年金で暮らしていたので、

住宅ローンも抱えていた僕は、

すぐに働かねば生活破綻に。


すぐに仕事を見つけ、

とある工場で働いていたことは、

過去記事でも述べている通り。


その工場には正社員もいれば、

派遣社員もいました。


同じ仕事をしていても、

賃金形態が違うし、

派遣の人が、

何気に正社員に気を使っている姿も見ていました。


で、その工場で知り合った一人の若者、

と言っても、もう40代なので、

それなりの中年ではあるのですが、

彼と去年、カラオケに行ったときの事です。


僕がトイレに行っている間に、

彼はとある曲を歌っていたのですが、

部屋に戻ろうとすると彼が泣いていて、

それはやがて号泣に。


ちょっと部屋に入る雰囲気でもなかったのですが、

いつまでも廊下に立っているわけにもいかず、中に。


涙をぬぐう彼が、

いかに自分に自信がなく、

人生に怯えているかが垣間見えたのですが、

それは恋愛に対しての臆病さにもつながっていたようでした。


ここで、僕のことを少し話すと、

35までは職を転々として自信がなかったのですが、

何とか自分が根を張れる仕事先を見つけてからは、

徐々に自己信頼が回復していきました。


仕事のリズムにも慣れ、

余裕が出てくると、

仕事終わりにはスタバやサブウェイに寄って、

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朝食。


24時間勤務は、

慣れてしまえば、

休みも多く快適でした。


そうした自分のことを思うにつけ、

いかに仕事というものが人間に、

特に男という生き物に影響を与えるかを、

如実に見た思いがしました。


以下は少し前のアエラ記事。

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で、その彼のことに話を戻すと、

大学を出てからは派遣を渡り歩く生活。

自分に自信がなく、恋愛も考えないようにしてきた、と。


でも、最近ある女性を好きになり、

打ち明けたいがその勇気もない、と。


自分のように稼ぎのない人間は、

初めから結婚も恋愛もあきらめていた、と。


だけど今のこの自分の気持ちは抑えようもない、と。


カラオケルームの個室で、

二人きりだったからこそ、

それと僕が親世代とまでは行かないにしても、

かなり年上だったからこそ話せたと言っていました。


彼が歌いながら号泣していた曲は、

彼の気持ちを代弁しているのだそう。


それが、ビートガーデンの曲で、

そのあと、二人で5回歌いました。


そんな彼の悲しみが伝染して、

歌おうとしていたノリのいいKISSの曲をやめて、

ビリー・ジョエルに切り替えた僕なのでした。




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僕は14歳で学校の勉強をやめました



「楽しい日本」を標榜する石破総理が、

初めて良い仕事をしたと思ったのは、

大阪高裁の判決について、

上告しない方針を明らかにしたこと。

「赤木さんのお気持ちそしてご遺族の気持ち考えたときにこの判決は真摯に受け止めるべきだとこのように考えて、上告しないということを決断したものでございます。」石破総理は公文書の改ざんを苦に亡くなった近畿財務局の元職員・赤木俊夫さんについて「自ら命を絶たれたことは本当に重く受け止めなければならない」と述べました。

真面目で律儀な仕事をする人が犠牲になる世の中は、

終わりにしていかなければいけません。


こうした流れも、

風の時代を感じさせます。


現役で働いているIさんは、

仕事が忙しく、

カレンダーがないということだったので、

先日僕の家にカレンダーを取りに来たついでに話をしました。


Iさんが持ってきてくれたロールケーキを食べながらの談笑。

その中で、驚くべき二人の共通点を再発見。


今でもあるのかもしれませんが、

Iさんや僕の中学時代は、

北辰テストというのがありました。

このテストにより、

他校の生徒との比較もでき、

その中で偏差値もわかります。


Iさんは、特に勉強をしているのでもなく、

普通に先生の話を聴いているだけで理解し、

川越高校に行ける偏差値でした。


ただ、その先の人生を考えた時、

そのような進学校に行って勉強してという人生に意味を見いだせず、

別の高校に進学。


高校時代もノートは持参せず、

勉強もしなかったので、

上位で入学したにもかかわらず、

卒業するころには最下位のほうに。


何とか高校は卒業したものの、

大学にも行かず就職もせず、

アルバイトをしながらバンド活動。

そして根底には常に虚しさがあった、と。


Iさんの話は、

そのまま自分の学生時代を見るようでした。


僕の通っていた中学は市内でも田舎のほうで、

同学年の生徒数は100名ほど。

1学年3クラスしかありませんでしたが、

北辰テストの度に順位は廊下に貼られました。

僕は常に1位か2位でした。

もう一人抜群に勉強の良くできる女子がいて、

その子が1位の時は僕が2位、

僕が1位の時はその子が2位、

と言う感じでした。


で、僕もIさんと同じように、

川越高校への進学を教師から勧められたのです。

浦和高校にも行ける成績だけど、

学区が違うからそれはあきらめろ、と。


そして結果的には、

僕もIさんも、

川越高校ではない高校に進学。


僕と常にトップを争っていた彼女は、

川越女子高に進学。

同学年に、

かつてテレビ朝日で、

久米宏とよく一緒に出ていた小宮悦子がいたそうです。


で、僕も、Iさんと同じように、

高校時代は勉強をほとんどせず、

卒業するころには最下位に近く、追試で卒業。


Iさんの話を聴いていてびっくりしたのは、

教師が成績が落ちたIさんを奮い立たせるためか、

入試結果で上位何番目かを教えてくれたこと。


実は僕も全く同じ経験をしています。

追試の時に、

お前入試の時の順位を知っているか、

と数学の教師に訊かれ、

首を横に振ると、

340人中4番目であることを教えてくれたのですが、

僕はとても意外に感じました。


当然自分が1番だと思っていたからです。

俺の上に3人もいたの?というのが率直な感想でしたが、

そのときの僕の成績は落ちに落ちていて、

追試に受からなければ留年というありさま。


昔勉強ができたなどという話は、

昔喧嘩が強かったというのと同じくらいに、

痛い話であり、

恥ずかしい話で、

本当は記事にしたくもないのですが、

Iさんとの共通点という意味で、話しました。


井の中の蛙大海を知らず、と言いますが、

田舎の中学で1番だったくらいで、

自分は誰よりも頭がいいと自惚れていたのです。


この自惚れがあったから、

簡単に作家になれると思い込み、

それ以外の人生計画を考えないほどのドン・キホーテぶり。


実は僕は14歳で、

学校の勉強をやめました。

その理由の一つが、

ある教師からの心ない言葉に傷つき、

その教師の前で、

俺はもう一生勉強はしない、と宣言したからです。


自分で言ったその言葉を律儀に守り、

高校に行ってからは、授業すら、

ろくすっぽ聞いていませんでした。


そしてIさんと同じように、

僕も高校卒業時、

進学も就職もせず、

何もない人として社会に出ていきました。


漠然と作家になるという夢はありましたが、

実態はアルバイトを転々とする生活。


さて、ここからが大事な話になります。


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今僕は人生の晩年を迎え、

自分の来し方を総括しています。

そして浮かび上がってきたものがあります。


それは、それぞれの魂が、

本人に自覚があるかどうかは別として、

誰しもが羅針盤を持って生きているということ。


なので、訊ねるべきは自分であり、

他者の意見は参考程度に
とどめること。


どんなに評判がよかろうと、

尊敬する人であろうと、

その他者が最後まで責任を取ってくれるわけではありません。

一切の責任を持つのは自分自身。


なので、霊能者や占い師、

あるいは宗教的指導者に、

何か言われたとしても、

自分の中にこそ、

尊い神性があることを忘れないことです。


とりわけ、

あなたは誰それの生まれ変わりです、

あなたの過去世は誰誰ですと、

いうような霊能者や占い師は、危険です。


他人の過去世などわかる人はいないし、

仮にわかっていても、

ホンモノはそれを口にしません。


Iさんと僕は、

それぞれ自分の過去世を何となくわかっていますが、

それもおぼろげなものです。


この世に修行に来ているのですから、

過去世などどうでもいいし、

知らなくていいのです。


ただ、ある程度霊性が向上してくると、

ごく自然にわかってくることがあります。


Iさんと僕は、

とても似た部分があることに、

先日はさらに気づきました。


二人とも、

他者の意見は尊重するし、

参考にすることはあっても、

どこまでも頼るべきは自分であるという境地にあり、

この境地に至った人は、

別に知ろうとしなくても、

自分の魂の傾向性がわかってくるので、

おおよその過去世の姿も分かってきます。


わかろうとしなくても、

勝手にわかってしまうことがあり、

いろいろと大変なこともありますが、

この地上を修行の場と定めて生きているうちは、

スピリチュアルなことは控えめにして、

世間の常識から遊離しないように配慮しつつ、

地に足を付けた地道な生活をして、

日々の暮らしにこそ重点を置いていきたいと、思っています。




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