シニア世代も二極化が進み、
金融資産がたっぷりあって、
優雅に平日ゴルフなどを楽しむ人たちもいれば、
昨今の物価上昇で、
節約も限界を迎え、
刀折れ矢尽き尾羽打ち枯らして、
貧困窶れから病気になる人もいるらしい、と。
久しぶりに、つげ義春のねじ式を読んで、

改めて傑作だと思った次第。
若い頃からつげ義春のファンで、
彼関連の書籍はかなり持っていたのですが、
断捨離時に古本屋に売ってしまい、
改めて買い直したりして、
何やってんだ俺、みたいな。
本は1000冊以上ありましたから、
あれこれ選んでいると時間がかかるので、
一気に売り払ったのは、もう何年も前の話。
食料品の爆上がりには閉口しつつありますが、
ネットサーフィンをしていたら、
家賃や引っ越し代もかなり上がり始めているらしい、と。
僕の場合は、
使えるお金が同世代の平均よりもかなり少ないので、
創意工夫は不可欠。
で、つげ義春は別格ですが、基本、本は買わない、と。

図書館が、自分の書庫だと思うことにしています。
行きつけの図書館に借りたい本がなくても、取り寄せてくれます。

こちらの本は、川口市の図書館から取り寄せてくれたっぽい。
図書カード7枚持ちなので、
4つの市と僕の住む町を含む3つの町のカードで、
ほとんどの本が借りられます。
さらに今回のように、
川口市などというずいぶん遠いところからも、
本が借りられるわけですから、
本当に今は書籍購入の費用は、
年間1万円未満。
以下は前回の記事にコメントをいただいたのをきっかけにみつけた、
暖房か食料かを迫られる貧困層の動画。
こちらはイギリスの2年前の状況ですが、
今はさらにひどくなっているかも。
貧困でも生きたいし、
生きていかねばなりませんからね。
で、僕の出来ることとしては、
今までと同じように消費していたら、
この物価高には対応できないので、少しばかり工夫を。
僕は、アルカリ水をスーパーで無料でゲットしているのですが、

そのついでに、モヤシを最安値でゲット。
コモディイイダが決まった曜日に安く売るのに合わせて、
水汲みと同時に買っています。
カレーのルーも、

男一人暮らしなら、8分の1で十分。

これで2回分の食事ができる、と。
高級イチゴのあまおうも、

値下げ品を買えばこの値段。
こうした工夫が楽しくできるのも、
この工夫の積み重ねが、
旅行費用というリターンになるから。
3月は、関東圏を脱出する旅行に行く予定です。
「栄華を極めたソロモンでさえ、この花一輪ほどにも着飾ってはいなかった」という、
主イエスの言葉が好きな僕なのでした。