介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

2024年09月

往復4時間の通勤と介護の日々



妻も子もいないおひとり様が、

50代になって介護となると、

仕事との兼ね合いが最も難しい課題。


僕の場合は、

それに加えて、

実家を出て、

一人で分譲マンションに住んでいたため、

二拠点生活での介護となり、

さらに大変でした。


その不便さを解消するために、

自宅マンションを売却した時は、

不動産価格は底値状態。


買ったときよりも、

45%も安い価格での売却でしたが、

僕が一番怖れていたのは、

売れずに空室のまま、

住宅ローンと管理費と修繕積立金を、

支払い続けること
でした。


綱渡りだったと思います。

売却したのは今から12年前。


2550万円で買ったマンションを、

1470万円で売りに出し、

70万円の値引きを打診されたときは、

即座に承諾。


1400万円で売れたものの、

その全額を、

住宅ローンの残債の支払いに充てたため、

53歳にして、

無一文からの再出発。


わずかに株式を、

200株ずつ、

2銘柄持っていただけで、

それが全財産でした。


そして実家に戻れたので、

二拠点生活は終了。


介護はしやすくなったとはいえ、

今度は通勤が遠くなり、

往復4時間越えの通勤時間となりました。


通勤時間が長いことの疲労は、

じわじわと効いて
きます。

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疲労困憊の日々ではありましたが、

不思議に悲壮感は、

ありませんでした。


それは、

受け入れることが、

できたからだと思います。


マンションは隣の市の駅前にあり、

購入当初の予定では、

いずれ定年後は自宅に戻り、

その駅前マンションは賃貸に出すことで、

少ない年金を補填しようと思っていたのです。


しかし親の介護となってからは、

その目論見の甘さを痛感。


反省はしたものの、

状況を受け入れたことで、

悩むことはなかった
ですね。


ただ、先ほども言ったように、

売却しやすいようにと、

クリーニングをして空室にしてまで、

買い手を待つ日々は、

なかなかにつらいものがありました。


幸い、

売りに出して数か月で買い手が現れ、

値引きにも応じることで売却でき、

仕事と介護に、

集中できるようになりましたが、

会社までの距離は遠くなり、

往復3時間弱の通勤時間が、

往復4時間越え
に。


この時期が、

僕の人生の、

踏ん張りどころでした。


バリアフリー化のために実家を建て直し、

その新しい家に父を迎え入れて
病院からは早く退院してくれと矢の催促)、

父は新しい家に3年弱住み、

老衰でなくなりました。


死の3か月ほど前、

要介護度5になったところで、

24時間介護が必要になり、

勤めていたホテルを介護離職。


父の死の2年後に、

義母も他界。


16歳の時に、

実母を失った僕にとって、

父の再婚相手の義母は、

実の母のように相性が良かったのですが、

すべての家族を失って、

6年が経ちます。


月日の経つのは、

早いものです。




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この世界は百花繚乱



僕も、

いろいろな方のブログを、

読ませていただいていますが、

考え方も立ち位置もそれぞれで、

百花繚乱。


昨日20日は、

早朝の電車に乗り、

久しぶりに都内へ。


かつての職場の在った新宿で朝食を摂ったのち、

上野公園へ。


この夏、

知り合いになった女性画家の方から、

チケットをいただいていた美術展へ。

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ものすごい量の作品が展示されていて、

その個性も様々。

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すべては紹介し切れませんが、

僕の心をとらえたものだけ、

紹介してみます。


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絵に限らず、

鑑賞するときは、

意図的に細胞を開いて、

自分自身を受動体にします。


いやあ、

まさに、

画家さんたちの百花繚乱。


今回紹介できたのはほんの一部なので、

機会があれば、

行ってみることをおすすめします。


美術展をあとにして、

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公園内を散策。


びっくりしたのは、

パンダを見るためでしょうか、

長い行列。


上野から霞が関へ。

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こちらに用があったのですが、

美術展のおかげで、

潤いのある一日になりました。





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35までフリーターだった僕が逃げ込んだ場所と真剣十代しゃべり場



先日、友人のIさんと3時間ほど語り合い、

普段自分が、

いかに人と話をしていないかということを実感。


天涯孤独の独居シニアとしては、

まあそれも当然のことで、

語り合うことで、

また僕のある面が活性化。


Iさんは僕よりも10歳年下なので、

まだ現役で働いていますが、

僕も、かつての職歴を振り返りました。


ときどき正社員してましたが、

基本、35歳までは、

無職かフリーターが多かった僕。


ていうか、

フリーターって、

今でも有効なワードなのでしょうかね、知らんけど。


で、35の時に、

友人Oの紹介で入ったのが、

設備管理業界で、

ビルメン業界とも言います。


右も左もわからないうちに、

ボイラー二級技師という資格を取り、

その後、すぐに、

危険物取扱者乙種四類というのを取り、

ある程度経験を積んでから、

第三種冷凍機械責任者、

第二種電気工事士、

消防設備士乙種6類などを取り、

最後に、

建築物環境衛生管理技術者という資格を取りました。


電験三種も取りたかったのですが、

あれは数学ができないとだめなので諦めました。


で、何が言いたいのかというと、

どの職場でも続かなかった僕が、

設備管理業界では、

何とか生き延びることができました。


いくつかの現場を経験したのちに、

ビジネスホテルに転職できたのも、

そのキャリアがあったから。


そのビジネスホテルにも、

冷凍機やボイラーがあり、

設備及び営繕部門で、

介護離職するまで働いていました。


設備管理業界で、

曲がりなりにも、

足掛け20年働いたことが、

今の年金生活へと繋がっています。


35まで、

このような業界があることすら、

知りませんでした。


いや、なんとなく知ってはいても、

工業高校も出ていない僕には、

無縁の世界だと、

思い込んでいました。


今のようなネット社会であれば、

知り得た情報も、

30年以上も前の時代では、

知る由もありませんからね。


ビルメン業界は、

仕事の出来ない男たちの駆け込み寺的要素があり、

僕も、ご多分に漏れず、

駆け込んだわけです。


駆け込んだその業界で、

20年を過ごせたことで、

今の年金生活があります。


平均よりは少ない年金ではありますが、

ダメダメだった僕の35歳までを想うと、

感慨もひとしおです。


35で安定収入が入るようになり、

40歳で分譲マンションを購入したころが、

気分的には盛り上がっていたころ。


その頃、

好きだった番組が、

真剣十代しゃべり場で、

特にその第一期のメンバーには思い入れがあります。


それと言うのも、

そのメンバの一人、松本君が、

何か昔の自分のように思えたから。

彼は高校を中退し、

自由人を自称。


彼と仲間意識を持っていたのが、

中卒で肉体労働をして働く宝田君。


その彼ら二人と対立する位置にあったのが、

進学校に通うエリートの寺沢君。


また、

やや達観気味の秀才前島君も、

印象に残っています。


ほかにも、

女の子を含めて10人ほどのメンバーがいたと思いますが、

毎回いろいろなテーマで語り合い、

今の十代はそんなことを考えているのかと、

当時40になったばかりの僕は、

感心もしていたのですね。

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西暦2000年当時十代だった彼らも、

今はもう、

当時の僕と同じ40歳くらいにはなっているのかな、と。


マイ・シャローナを聴くと、

しゃべり場を思い出します。



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少ない年金でも潤いのある晩年を生きる覚悟



ボストンテリアという犬種を知ったのは、

風のハリマオさんが、

マイティを飼うようになってから。


フレンチブルドッグに似ているなあ、

というのが、

僕の最初の感想でした。


その後も、

風のハリマオさんを通して、

ボストンテリアのマイティの成長を、

見守ってきました。


風のハリマオさんも僕も、

転職が多く、

年金額は、

同世代に比べて多くはありません。


でも、

お互いに、

とても豊かな生活を送っています。


その一つが、

ワンコとの触れ合い。


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風のハリマオさんの家族になったばかりのマイティ。

なかなかの男前です。


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前を歩く風のハリマオさんとレオン。

マイティのリードを持つ僕。


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レオンのリードを持つ僕。


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ボストンテリアは力があり、

リードに加わる引っ張り力がありましたが、

トイプードルのレオンのリードは、

とても軽く感じました。


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マイティと一緒の写真も撮ってもらいました。


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川に入って熱した体を冷やすマイティ。


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曼珠沙華の中でくつろぐマイティ。 


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駆けてくるレオン。


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レオンとマイティのツーショット。


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こちらの写真も、風のハリマオさんに撮ってもらいました。


人も動物も、

いつか死ぬ時が来ますが、

そのときに思うことは、

預金残高などではありません。


楽しい人生だったなあと、

しみじみと実感して死ねれば、

それに勝る最後はありません。


そのためにも、

晩年を生きるには、

それなりの覚悟が必要であることも、

付け加えねばなりません。

大切なものを次々に失っていく人生の晩年





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友からの残暑見舞いと涼を感じられる場所



9月になったとは言え、

まだ暑い日が続いている中、

友からの残暑見舞いがとどきました。


ちょうど、

帰宅前の買い物がてら、

近くの公園に立ち寄ったときにも、

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まだ西日が強いのなんの。


友からの残暑見舞いは、

70年代のアンソロジーCDでした。

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この、

高校時代からの友人、

森さんは、

卒業後も途切れずに付き合いがあるとはいえ、

彼は神奈川県藤沢市に転居してから、

もう40年ほどになります。


入間市で生まれ、

高校卒業後は所沢市に二十代の中頃まで住み、

その後藤沢市へ。


結婚も二度して、

二度離婚し、

今は一人暮らし。


お互いポール・マッカートニーが好きで、

そのあたりから音楽の話をするようになり、

70年代、そして80年代の音楽を、

同時代に聴いていました。

そんな彼からの思いがけないアンソロジー。


以下が、そのラインナップ。

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懐かしい曲ばかりです。


森さんとの思い出を回想したくなり、

涼を求めて外へ。


こうした場合、

僕が向かうのは、

水のあるところ。


今回は、

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川へ。


そして、

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せせらぎのある小道へ。 

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森林浴を兼ねたエネルギーチャージ。

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ベンチに座っての、回想。

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木漏れ日を受けて、

緑が僕の中に浸透してくる。


今、ここにある、幸福。


森さんと一緒に行った、

キャメルのコンサートを、

思い出しました。


その会場であった、

新宿厚生年金会館は、

今はもうありません。


『ミラージュ(蜃気楼)』(1974年)、
『スノー・グース(白雁)』(1974年)、
『ムーンマッドネス~月夜の幻想曲』(1976年)
『雨のシルエット』(1977年)
『ライヴ・ファンタジア』(1978年)


など、完成度の高いアルバムを、

矢継ぎ早に世に出してのちの、

1978年にリリースされたアルバム

『ブレスレス-百億のよると千億の夢-』

のメンバーは以下の通り。

アンドリュー・ラティマー(ギター、ヴォーカル&フルート)
アンディー・ウォード(ドラムス)
ピーター・バーデンス(キーボード)
リチャード・シンクレア(ベース&ヴォーカル)
メル・コリンズ(木管楽器)


たぶん、この時のメンバーが、最強。


1979年来日の時には、

最強メンバーの一人、

ピーター・バーデンスが脱退し、

他の人がキーボードを担当していたのが、

少し残念でしたけどね。





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龍神さんと水辺の散歩道



霊界には時間がないと言われています。


この地上世界では、

人と待ち合わせをするのにも、

時間は重要。


コスパよりもタイパと言われるほど、

現代人は、

時間の価値を、

押し付けられています。


無駄を省け、生産性を上げろ、などなど。


そして小金持ちになると、

ロレックスなどを身に付けたがりますが、

1000円の時計でも、

時を刻むペースは変わりません。


そんな時の流れの中で、

日々の暮らしに忙殺され、

ゆっくりと自分を見つめることのない人も多いか、と。


僕の場合は、

生き方に修正が入る時は、

そっちちゃうやろ、と、

守護霊なのかハイヤーセルフなのか、

より高次の存在が教えてくれるのですが、

その仕方は二通りあって、

物凄く嫌ーな感じが胸の内に広がるか、

体調が急変して反省するまで開放してもらえない

などの現象が起こります。


僕の家の近くには、

ムーミンバレーパークで有名な宮沢湖をはじめ、

いくつもの素敵な湖があるのですが、

先日は、

そのうちの一つを散歩。


今年は、

特に龍神さんの働きが強くなっているので、

水辺に行きたがるのですね。


8月は、

いろんな湖の道を歩きました。


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夏の空が好き。


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湖を眺めるベンチでくつろいだ後、


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一周2キロ弱の周遊道を散歩。


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人工的なレジャーランドが苦手な僕には、

森林浴をしながらの散歩が最適解。 


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ゆっくりとマイペースで歩く2キロ弱の距離は、

シニアの僕の運動量としても最適解。


9月になって、

少し気温も下がってきたので、

神奈川方面に、

日帰りで行ってこようと思っています。


なんだかんだ言ったところで、

やっぱり海が観たいですからね。


今年は、

日本海側の海は何度か見ましたが、

太平洋側の海は、

まだ見ていません。


湖や海を見ているだけで幸せなのは、

小さな幸せに気づける生活を、

身に付けたからなのかもしれません。

ローコスト・スローライフは小さな幸せに気づける暮らし





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鉄道画展と次元上昇を加速させる秘訣



幸せはすべて自分の心から生まれる、

と、

斎藤一人さんは言います。


僕はこの言葉が好きで、

寝室のドアの横に貼ってあるのですが、

一人さんは、

風の時代の先駆けのような人。


さて、

一人さんほどの大金持ちでなくても、

豊かに暮らすことは誰にでも可能。


それは、

可能な限り、

次元上昇して生きること。


では、

どうすれば、

次元上昇できるのか。


それは、

楽しいことや、

ワクワクすることを、

すること
です。


人には、

それぞれ、

魂の傾向性というものがあって、

何が楽しいかは、

人それぞれ。


カラオケが好きな人は、

歌うことで次元上昇しますが、

カラオケが嫌いな人には、

ストレスにしかなりません。


まあ、これは、たとえ話ね。


8月の末に、

鉄道好きにはたまらないイベントがあり、

行ってきました。


場所は、

僕の家の近所の大学内の、

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美術館で開催された、

福島尚さんの鉄道画展。

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自閉症を抱えながら、

幼少期より一心に、

鉄道を描き続けてきた人です。


作品を写真に撮ることは、

禁じられていたのですが、

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入り口正面だけはOKでした。


ジオラマの展示もありました。

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こちらは撮影可でした。


スタンプも、

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押してもらいました。



僕は大学に行っていないので、

キャンパスライフを知りませんが、

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大学構内を歩いていて、

あたかも大学生にでもなった気分を満喫。


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いくつになっても、

人生は楽しめます。




蛇足ですが、

イエスのこの曲は、

僕にとっての、

次元上昇を促す曲。


皆さんも、

自分好みの曲を聴いて、

次元上昇してくださいね。





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