介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

2022年11月

働き過ぎは人生を毀損します



僕は高卒なので、その種の苦労はありませんが、

借金をして大学に行く場合は、覚悟が必要。
 
まあ、何にせよ、借金をすること自体、

覚悟がなければできません。


以下は、奨学金に関する記事からの抜粋。

都内で一人暮らしをするAさん(20代男性・会社員)


うーん、これでは、生活するので精いっぱい。


以下は、「英金融大手HSBCホールディングス」の調査から。


【生活】

  • 全体では15位
  • 「生活のなじみやすさ」は32位
  • 「コミュニティの許容性」は26位と下位グループ
  • 「政治的安定性」は6位と高く、「生活の質(QOL)」も13位と比較的高かった

【仕事】

  • 全体では30位
  • 「ワークライフバランス」は33位と最下位
  • 「賃金」も33位で最下位
  • 「経済的安定」は13位で比較的高く、「潜在的可能性」は16位

【子育て】

  • 全体では33位と最下位
  • 「教育」は33位と最下位
  • 「友だちづくり」は32位
  • 「学校教育」は24位でなんとか下位グループをまぬがれた


うーん、この低迷状況は、

どういうことなのか。

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今は亡き安倍晋三さんに、

聞いてみたいところです。


働き過ぎは、

人生を、



毀損します。

Cause I, I work too much I just wanna hang around with all of my friends

友だちと遊ぶこともできないほど働いていたら、

何のための人生だか、

わかったものではありません。





定期預金は一度も満期になった事がない



例によって上福岡の後輩から、

また、愚痴の電話が。


妻が、

うちの定期預金は一度も満期を迎えない、

とボヤいてしょうがない、と。


それは仕方ないだろ、と僕。

子育てに金がかかる時期なんだから、と。


一方の僕はと言えば、

断捨離をして、

簡素に暮らす生活。 

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そんな自分の生活ぶりを話すと、

妻を断捨離する方法はありませんかね、と後輩。


おまえのほうが断捨離されないようにしないとな、と僕。


子育て世代の生活の厳しさを垣間見た、

僕、なのでした。




生活の質の向上と節約とのメリハリ



昨日は、おせち料理の添加物の話をしたのですが、

見栄えをよくするための余計な加工は無用。


余計なものの代表格が、第3のビール。

わざわざ企業努力して、まずいものを作っている、と。

これは、国の税金のかけ方が間違っているからで、

あながち、企業だけを責めることもできません。


以前は、ただ安いからという理由で、

発泡酒や第3のビールなども飲んでいましたが、

考えがすっかり変わりました。


今は、飲む回数を減らしてでも、

まともなものを飲むようにしています。 


今飲んでいるのは、地元川越の、コエドビール。

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地ビールはいろいろ試し飲みしていたのですが、

小江戸に落ち着きました。


コエドビールは、アルコール度数が違う3種類があり、

どれも、美味しいです。

どうせ、一回に、350ml一缶しか飲みませんから、

ビールもどきの贋物の不味いのを飲むのは、人生の損。


かけがえのない人生。

なるべく、不純物は、取り除きたい。


今は、スーパーで買うよりも、

ネットで大量買いすれば、

一缶当たりの単価が安くなるので、まとめ買い。


飲食費が増えた分、

支出は多少増えましたが、

生活の質の向上と、

節約とのメリハリが、

今の課題です。




もう御節を頼んでしまった人は読まないでください



最近では、一人用の御節も出ていますが、

おせちの大半は、家族など、数人で食べるもの。

なので、おひとり様の僕は、

御節を頼もうという気がないのと、

あとは、添加物の問題。 


よく、無添加を売りにしているものもありますが、

それ、どこまで信用できますか、という話。


以下は、東洋経済オンラインからの一部抜粋。


なぜ「市販のおせち」には、大量の添加物が使われるのか。そこには「4つの理由」が潜んでいます。


理由①「冷凍変性」を防ぐ必要がある

理由②「惣菜」「お弁当」以上に、「長期保存」をしなければならない
おせちは元日に間に合うように、年内31日までに配送しなければなりません

デッドラインも大切ですが、量も大量に作らなければなりません。ですから、かなり早い時期から作り始めます。

「鴨のロース」や「栗きんとん」など、日持ちするものはお盆過ぎぐらいから作り始めることもあります。

理由③「キャリーオーバー」という「見えない添加物」の問題
おせちは、材料をさまざまな国から運んできて、それぞれの食品工場で作られたものを仕入れて詰め合わせることが多いと述べました。

すると、そこで懸念されるのは「キャリーオーバー」という問題です。

「キャリーオーバー」というのは、「添加物A」の入った食品を原材料として、加工食品を作り上げた場合、「出来上がった食品に『添加物Aの働き』が有効でない場合、『添加物A』は『最終的なラベル』には表示しなくていい」というものです。

たとえば「甘味料」や「保存料」が使われたしょうゆを使って煮物を作ったとします。その場合、しょうゆに使われている「甘味料」や「保存料」は、最終的な「煮物」のラベルには表示が不要なのです。

理由④「惣菜」「お弁当」以上に「豪華さ」「華やかさ」を出す必要がある
おせちは高級食材が使われたハレの日の料理です

ここでも大活躍するのが添加物です。

・卵……「着色料」を使って「より真っ黄色」にする

・れんこん……「漂白剤」を使って「真っ白」にする

・黒豆……「硫酸第一鉄」で「より真っ黒」にする

・栗……いったん「漂白剤」で白くしたあと「クチナシ色素」などの「着色料」で「透明感のあるキレイな黄色」にする

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うーん、上記はほんの一例のようです。

見た目を大事にするがゆえに、

肝心かなめの食の安全が脅かされ、

その蓄積が、

健康にも害を及ぼす、と。


現代社会の歪みが、

透けて見えるようです。




暇こそが人生の醍醐味である理由



昨日のブログ記事では、

暇こそが人生の醍醐味である、

というところで終わってしまったので、

今日は、その理由を少し。


西洋哲学の基礎を作ったとされる、

アリストテレス。


彼は、

暇がたっぷりあったから、

あのような偉業を成し遂げることができたのです。 


事実、

どんな人であっても、

物事を成し遂げるには、

時間が必要。


なので多くのアーティスト、

ミュージシャン、画家、俳優、

その他もろもろの、

芸術家の卵たちは、

自分の夢をかなえるために、

定職には就かずに、

アルバイトなどで糊口をしのぎながら、

おのれの道を切り開いた、と。


M1グランプリの決勝に残れる確率は、

極めて低い。


今年も、その季節が近づいてきましたが、

お笑い芸人たちも、

自分たちの笑いを追求するために、

アルバイトなどでお金を稼ぎつつ、

拘束の多い正社員を回避して、

時間を作り出しながら、

その時間で、

ネタを作っている、と。

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現代哲学の到達点とも言われる構造主義。


そして、そこから導き出される可能性とは。


少し長い動画ですが、

僕たちの、

今の立ち位置を知ることができます。


これを知ったからと言って、

お金が儲かるわけでも、

飢えがしのげるわけでもありませんが、

大切なことだと、



思っています。




体調不良の時こそ1人暮らしがいい



おひとり様というのは、ときどき、あらぬ誤解を受けます。

一人だと、寂しいのではないか、とか、

一人だと、大変ではないか、とか、

あるいはまた、病気の時とか、大変でしょ、みたいな。


でもね、

体調不良の時こそ1人暮らしがいい、のですよ。

調子の悪いときこそ、

気を使いたくないんですから。


あと、それ以外の誤解は、

暇すぎて

つまんないんじゃないの?


と訊かれたら、

は?

と、応えます。


二つ前のアルバイトの時、

同僚は、皆、60代で、僕より年上。

年金をかなりもらっていて、

生活には困っていない、と。


で、何で働いてんですか、と訊いたら、

他にやることがないから、と。


僕だったら、

年金がたっぷりあったら働きませんけど、

と言ったら、

暇すぎて

つまんないんじゃないの?


と、訊かれた、というわけ。


暇がつまらない人がいるんだ、と、

僕のほうが驚きました。


しかも、

どうやら、

そちらのほうが、

多数派らしいことが、

同僚先輩たちの意見を聴いていて、

わかりました。

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暇こそが、人生の醍醐味でしょうに。

ねえ。



独身女性が生きていくのは本当に大変な時代



僕がいろいろな方のブログを見ていて思うのは、

独身女性の頑張りはすごいな、と。

介護、コールセンター、スーパーマーケット、ホテルなどなど、

そうした現場で働く、

特に独身女性の覚悟には、

いつも、感心させられます。


男に頼って生きていないというか、

もはや今の時代、

男だから女だからということではなく、

個として輝くことができる時代、

になりつつあるのかな、と。


そうは言っても、

まだ給与面では、

男性優位の傾向が残っているのも事実。


そして、

この物価高の中、

給料は思うように上がらない人も多い。


僕もサラリーマン時代、

額面の給与と手取り額の差に愕然としましたが、

今、年金をもらっている身からすると、

ああして引かれていたお金も、

無駄ではなかったと思わないでもありません。


そうは言っても、

現役正社員、

もしくは非正規社員として、

働いている人にして見れば、

天引きされる社会保障費の大きさに、

ため息が出るのではないでしょうか。 


以下は、額面と手取り額の早見表。


【給与「額面」と「手取り額」】 額面17万円なら、手取り13.4万円 額面18万円なら、手取り14.1万円 額面19万円なら、手取り14.9万円 額面20万円なら、手取り15.6万円 額面21万円なら、手取り16.4万円 額面22万円なら、手取り17.2万円 額面23万円なら、手取り17.9万円 額面24万円なら、手取り18.6万円 額面25万円なら、手取り19.4万円

さらに額面30万円であれば、手取りはマイナス7万円、

額面40万円であれば手取りはマイナス10万円、

額面50万円であれば手取りはマイナス14万円、

額面60万円であれば手取りはマイナス19万円……



うーん、まあ、これ以上貰っている人は、

そうそういないでしょうからこの辺にするとして、

何か、サラリーマンは収入がガラス張りで、

逃げられないのねえ、という感じ。

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だからこそ、

税金は、

無駄なく、

公平に使ってほしいと、

切に、



思ってしまいます。




時代は、今、働いたら負け



関東地方は、今日は朝から冷たい雨。

そして今日は、勤労感謝の日。

休みの人も、多いのではないでしょうか。


週の真ん中の水曜日。

この辺りに休日があると楽になるよね、

と思っている人も多いはず。


こんな冷たい雨の日に出勤せずに済んでよかった、

そんな勤労感謝の日ですが、

正規非正規を問わず、

会社員生活は長い、と。


世の中は、

いろいろなコンテンツであふれていますが、

実は、

自分の生き方こそが、

最大のコンテンツ。


人生で、

最大にもったいないことは、

自分に与えられたギフトを活かさないこと。 


そして、

誰にでも例外なく与えられている最大のギフト、

それは、時間、です。


以下は、深沢七郎のエッセイ「かけすぎる生活費」からの抜粋。


私は、人間は三日くらい働いて、あと十日くらいはぼーっとしているのがいいと思う。そのためには、生活程度を下げなければならない。贅沢をしてはだめだ。五万円する立派な背広を着るか、それとも二千五百円のジャンパーにするか、というとき、私なら五万円の背広など肩が張って仕方がないから、そんなものを買うためにゼニをかせごうという気が起きないから、ジャンパーにする。

(中略)そんなことを言うけど、生活費がかかるんだ、だから働かなければならぬのだ、とぐち混じりに言う人が居る。かかるのではなく、かけるのでは、という気がする。

日本人は働き過ぎだ。そして、働いてばかをみているのが日本人である。楽しむのを忘れ、また蒸しされて働いてきた。忙しく働くのがあたりまえ、という考えがつづいてきた。遊ぶことは悪いこと、働く以外のことをしていると悪いこと、と白い目で見られる風潮の中で育ってきた。ばかばかしことである。

働かぬ人間を、「怠け者だ、けしからん」ときめつけることは出来ない。生活の程度を低くして働かぬ、ということはきびしいことなのだ。働くものを、「えらいやつだ」ときめこむことも出来ない。生活程度を上げるために働くならばかばかしいことだ。


うーん、1967年に書かれたエッセイにしては、

今の時代にも通用するかも。


あの中国ですら、

寝そべり族が出現しているのですから、

時代は、今、働いたら負け、なのかも。


以下は、吉田兼好の徒然草から。

ありごとくに集まりて、東西にいそぎ、南北にわしる人、高きあり、いやしきあり。老いたるあり、若きあり。行く所あり、帰る家あり。ゆふべねて、あしたに起く。いとなむ所何事ぞや。しやうむさぼり、利をもとめて、む時なし。


うーん、まさに、現代サラリーマンにも通じる言葉。

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皆さん、何をそんなに、

あくせくしているのでしょう。


わかります。

生きるため、

ですよね。


でも、

そもそも生きるとは何なのか、

ここで、

立ち止まって、

考えて、



みませんか?




自宅バーガーランチスペシャルを紹介します



介護離職する前、都内に勤めていたころは、

チェーン店でないハンバーガーなんかも、

結構食べていました。


勤め人でなくなった今は、

近所にあるのは、

マックとバーガーキングとモスバーガーくらい。 

あとは、フレッシュネスバーガーがあるくらい。


で、今日は自宅で食べるバーガーの紹介。


何のことはないのですよ。

マックで、一番安いハンバーガー、

これも最近値上げして150円になりましたが、

それを二つ買ってきて、

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ちょっと手を加えるだけ。


まずは、サラダを作ります。

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業務スーパーのポテサラが大活躍。

酢に漬けておいたタマネギを混ぜ、

スーパースプラウトとニンニク、

おろした生姜、ゴマを加え、

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マヨネーズで混ぜる。


同じく業務スーパーで買った1キロ200円台のポテトを、

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油を使わずに焼き上げる。

一袋買っておけば、このくらいの量なら、6回は作れます。

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輪切りにしたトマトと、レタス、チーズを挟んで、

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BLTバーガーに格上げする。


マックのハンバーガー2個300円は、

楽天ポイントで支払うので、現金支出はなし。

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それなりにボリュームのある自宅バーガーセットの出来上がり。


自宅で焼き上げれば、ポテトも油なしでヘルシー。

これだけ食べれば、腹持ちもいいですよ。






加齢というのは実に残酷なもの



僕は介護離職し、

父を自宅で看取ったのですが、

その中で学んだことがあります。 


それは、

加齢というのは、

実に残酷なものだということ。


元気で畑仕事をしていた父が、

家の前が貸農園になっていて、

それが良い気晴らしでもあったのでしょう。


それが、85歳のときに、

急に足が浮腫みだして、

そこからは入院後、

あれよあれよという間に、

衰えていきました。


読書家だった父が、

どんなに良い本を薦めても、

読もうとしなくなり、

読書するにも体力と、

気力が必要なのだと、

知りました。


僕自身も、

60を過ぎてから、

いろいろなところで衰えを感じており、

今年の5月1日に、

救急搬送された経験ののちは、

何をするにも、

かなり臆病になってはいます。


天涯孤独のおひとり様は、

自分だけが頼り。


だからこそ、

何にせよ、

用心に、

越したことはありません。

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加齢は、

確かに残酷だけど、

前を見て、



歩きます。






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