介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

2022年09月

年金が少ないため複数の仕事を掛け持ちしている人もいる



少ないとは言え、

月5万円ほどの年金がもらえるようになったおかげで、

今は、アルバイトを減らし、検針員のみ。


ただ、請負の仕事なので、労災などはなし。

月に3日乃至4日ほどで終わる仕事なので、

体への負担も無し。


年金が少ないがゆえに、

複数の仕事を掛け持ちしている人もいて、

以下は、毎日新聞からの抜粋。


 高齢者の労働問題に特化した電話相談「高齢者の労働110番」を開設したところ、2時間の受付時間に相談の電話が途切れず、50~70代から12件が寄せられた。

 相談電話は、高齢者の労働者が増加しているのを受け、敬老の日を前にした16日、東京都新宿区の法律事務所内に設置。過労死など労働問題に取り組む弁護士、労働組合、カウンセラーらが相談を聞いた。

 相談したのは男性7人、女性5人で、最高齢は70代後半だった。正社員は1人もおらず、ほとんどが非正規か委託契約(個人請負)で働いていた。業種は製造業や運転、介護などで、事務職はおらず、全員が現場で肉体労働に従事していた。

 内容(複数の相談あり)は労災に関するものが5件で最多、社会保険関係(3件)、賃金不払い(2件)などだった。非正規で立場が弱く労災保険の適用を申請できないものや、個人請負で働いているために労災保険が使えないなど、深刻なものが目立った。

 70代後半の男性は年金収入が月6万円台。夫婦2人での生活が維持できないため働いているが、勤務先から労働時間を減らされて雇い止めを心配していた。別の人は、低い年金額をカバーするため、複数の仕事を掛け持ちしていた。

 ハローワークで「高齢者に向く仕事」として製造業の仕事を紹介されたが、重労働で肩をけがしたとの労災の相談もあった。さらに、夜間の仕事で一晩中拘束されるが、待機時間(休憩時間)が長く設定されるため、拘束時間が長いのに低賃金だとの相談もあった。

うーん、 僕も、検針中に犬に飛び掛かられて軽傷を負った際も、

医者には行きませんでした。

労災がないことを理由に、

その家は検針先から外してもらいましたが、

そのようにして、自分の身は自分で守る、と。


あとは、車持ち込みの仕事なので、

ガソリン代も多めに支給されるのも、

何気に助かっています。

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天涯孤独シニアおひとり様は、

頼れるのは、自分。


体力は、

年々落ちていくでしょうが、

経験が積み重なっているのが強みです。




1円を大切にする生活



昨日はペイパルから提供された、

1500円分のクーポンを使用しようと、

朝から試みたのですが、

やり方がわからず、

ペイパルに電話。


僕としては、

使い慣れている楽天市場で使用したかったのですが、

使える店が限られるということで、

Q0010とかいうサイトを紹介してもらいました。 


そんなこんなで、

朝から時間を使ってしまい、

お昼少し前に外出。

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図書館を2つ回って、

帰りにマミーマートで水の補給と買い物をして帰宅。


ライフが閉店してからは、

水をゲットする場所が、

マミーマートか生鮮トップになりました。

アルカリ水5リットルを、

週に2回ほど、いただいています。


さて、その、マミーマートで買い物をした際、

ちょうど200円を超えたので、Tカードを提出。

200円で1ポイント付きますからね。

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1ポイントは1円ですから、お金と同じ。

ウェルシアでも、

Tカードを使って買い物をしています。


ローコスト生活はスーパーマーケットの使い分け、

Tカード等、そうしたポイントカードの使い分け、

あるいはスマホアプリの使い分けが大切。


ベイシアなどでの買い物では、

アプリでポイントを貯めています。

一度ルーティン化してしまえば、

さして苦も無くできること。


Tカードやアプリでポイントを貯めつつ、

楽天カードの支払いでもポイントが貯まりますから、

ポイントをダブルで貯めるのは、ローコスト生活の基本。


一円を大切にする生活、でもあります。




欲望を減らした先に見えてくる道がある



お金を使わなければ、お金は減りません。

これ、簡単な算数。

もう僕たちは、ほとんどの必需品は所有しています。

もう欲しいものなんて、大半の人が手に入れています。


あとは、同じもので、差をつけたい人はそうすればいい。

僕は、千円の腕時計で満足。

だって、時間がわかればいいんですから。


でも、俺はロレックスじゃなきゃ嫌だ、と言う人がいます。

そういう人は、100万円の時計を買えばいい。 


服も同じ。

車も同じ。

機能は変わりません。

付加価値という名の見栄が変わるだけ。


でも、その見栄、

周りからは、見透かされていますから。

独り相撲、ですから。

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で、豊かさへの道は、

足ることを知る道

欲望を減らした先に、

見えてくる道のことです。


権力によって得られたものは、

花瓶の中の花のようだ。

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根がないのだから、

やがて萎むのは目に見えている


と、洪自誠は、言った。


権力や、必要以上の富を求めなくても、

十分豊かな世界に、

生きているという事実。


一昔前の音楽も、

無料で聴けてしまう時代に、

僕たちは生きているのですから、



もうすでに十分、豊か、なのです。




高齢者の75%は「年金だけで生活できない」



昨日は、3か月ぶりに、

交通誘導警備員のアルバイトをしてきました。 

早朝に起き出して準備し、昼過ぎまでの勤務。

真夏ほどではないにせよ、それなりの暑さの中の労働。


3か月ぶりの出勤となったのは、

会社から電話がかかってきて懇願されたため。


ただ、やはり、昨日働いてみて、

この仕事はやめにしようと思いました。

辞めても、ローコスト生活で、

生きていけるめどが立っているため。


僕はローコストで生き抜く術がありますが、

そんな高齢者ばかりではないようです。

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以下は、ライフアンドマネーの記事からの抜粋。


2022年9月9日に公表されたばかりの厚生労働省「2021年 国民生活基礎調査の概況」より、「高齢者世帯における公的年金・恩給の総所得に占める割合別世帯数の構成割合」を確認します。 100%年金だけで生活できている世帯は24.9%にとどまります。80~100%未満が一番多く、33.3%。また60~80%未満が15.9%、40~60%未満が14.0%もいます。 ちなみに2年前の調査では100%生活できる高齢者が48.4%いました。比較すると大幅な減少となったことがわかります。 年金以外の所得としては、稼働所得(71万7000円)、財産所得(22万9000円)、年金以外の社会保障給付金(2万1000円)、仕送り・企業年金・個人年金・その他の所得(28万8000円)があります。 仕送りなども含まれるため、子ども世帯の援助を受ける方も少なくないのかもしれません。


うーん、天涯孤独者の僕は、子供からの援助はなし。

逆に考えれば、孫などへの支出も無し。

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他人様から見れば寂しい人生かもしれませんが、

あとは一人で死ぬだけ、という立場は、

これほど気楽な稼業もありません。


鴨長明を心の友にして、

今日も、

一人を満喫する生活です。




株>>>競馬>スロット=パチンコ>>>宝くじ



こちらのブログでは、滅多に投資の話はしないのですが、

「上がってよし 下がってよしの 株価かな」

とは、立松和平ではなくて、

竹田和平氏の言葉。


今日のタイトル、何か、記号が並んでいる感じですが、

僕が、経験した範囲での、リターンの勝率順位です。 


宝くじが愚か者の税金であることは、

マネーリテラシーが多少なりともある人ならば当然の事実。


てら銭を、25%も取られている競馬が、

パチンコより上位にあるのは、

競馬は、研究次第でそれなりに勝率が上がるため。


事実、僕は、万馬券を3回取っていますが、

競走馬が読み通りに走ってくれた時の快感は、

今も、覚えています。

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パチンコやスロットは、

機械に遊ばれている感じがして、

僕には合わなかったですね。


なので、向き不向きがあり、

上記の順番は、

あくまでも僕の実感。


パチンコやスロットのリターンの良い人だって、

いるでしょうからね。


で、何が言いたいのかというと、

どの分野でも、

勝てる人というのは、

ある程度の再現性を手に入れているから。


そのことに僕が気づいたのは、

あの、愚か者の税金と言われる宝くじでされ、

繰り返し当てている人がいる事実を知ったとき。


確率で言うと、

あり得ない話なのですが、

事実は事実。


なので、その人にとっては、宝くじ当選も、

それなりの再現性があるのではないか、と。


結論としては、

自分に合うものをやればいいのでは、

ということ。


投資もギャンブルも宝くじも、

自己責任ですからね。




アウェイをホームに変えることができれば、、

勝率は、

上がるかもしれません。






介護離職者親子の貯蓄を取り崩しながらの生活



これは、まさに僕の親戚の、

子供部屋おじさんにも言えることなのですが、

親の介護が必要になって離職した場合、

その生活の原資は、親の年金。


あるいはまた、親子で、

それぞれの貯金を取り崩しながらの生活。


この生活の不安が尽きないのは、

寿命がわからないから。


この先何年、

こんな生活が続くのか、

という精神的な疲れと、 

生活費が尽きるのではないか、

という金銭的な不安。


以下は、ネット記事からの一部抜粋。


仮に75歳以上の親の介護で離職となると、年齢は50代でしょうか。厚生労働省によると、日本のサラリーマンの平均年収は推定546万円。50代前半で671万円とピークに達します。そんな年収を捨て、親の介護に専念するわけです。一方貯蓄はというと、50代で1,775万円(総務省『家計調査 貯蓄・負債編』より)。ただこれは平均値であり、他調査では600万~700万円程度が中央値とされています。 親の年金だけで子どもの生活費まで賄うのは難しいでしょうから、親子の貯蓄を取り崩しながら、二人三脚で生活していく……それが介護離職者親子のよくあるパターンです。そんな現実に、前述の調査では「仕事を辞めた後の自身の変化」を尋ねています。それによると「負担が増した(「非常に負担が増した」と「負担が増した」の合計)」の回答が、精神面と肉体面で過半数、経済面では7割近くにも達しています。 公益財団法人生命保険文化センターの調査によると、過去3年間に介護経験があるひとが経験した介護期間は、平均4年7ヵ月。なかには介護生活が10年以上にも及ぶ場合もあります。その間、肉体的にも精神的にも経済的にも、大きな負担を背負わなければならないわけです。


うーん、僕も、親戚の子供部屋おじさんを見ていて、

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かなり精神的に追い詰められているのを感じています。


ときどき、介護の手伝いをしたり、

愚痴を聞いてあげることぐらいしか、

僕にはできませんが、

何とか耐え忍びながらも、

その中で、

小さな喜びを見つけてほしいと、

思っています。




介護が長引くと貯蓄がゼロになることもあり得る



僕の場合は、父の在宅介護も長くはなく、

また、その2年後に亡くなった母も、

入院後すぐだったため、

介護が長引くことによる弊害はなかったのですが、

世の中には、3000万円もの貯蓄がありながらも、

介護離職後に使い果たしてしまうケースもあるようです。


以下は、その一例で、

幻冬舎オンラインからの抜粋。


「介護離職」で生活が破綻…3,000万円の貯蓄がゼロに



うーん、 800万円の年収が300万円台に。

そして、預貯金は底をついている、と。

独身者の一人介護の1例ですが、

人生いろいろ、介護もいろいろ。

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僕の親戚の子供部屋おじさんも、

今は、介護の日々。

ときどき、手伝いに行っていますが、

いろいろあるようです。




54歳貯金ゼロでも楽天家だった自分のその後



預貯金がゼロになってみると、むしろ爽やか、という心境は、

実は、この時が初めてではありませんでした。

そもそもが、貯金をするメンタルではなかったのです。


それというのも、35歳で幸福の科学に入信し、

53歳で退会するまでの間、活動信者でしたから、

その間に、60万円の御本尊を一回、

100万円の御本尊を2回、など、

お金が貯まる暇もなく、出ていくのです。


これは、数年ごとに御本尊がリニューアルされるため、

熱心な会員は、そのたびに100万単位の支出となります。

まあ、この調子で話していくと、

幸福の科学の話になってしまうので、

この辺にするとして、

常にお金を吐き出し続ける環境下にいたため、

少しお金が貯まりだすと吐き出すみたいな、感じ。


ただ、50歳のときに、教義に疑問を持ち、

お布施の支払いをセーブしていたため、

多少はお金を貯めることができていました。


で、そのお金も親の介護で自宅に戻ることになり、

マンションの売却前に繰り上げ返済に充てたりなどし、

何とか残債をゼロにしたという綱渡り経済。

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一文無しにはなりましたが、株が2銘柄ありました。

ただ、民主党政権下の悪い環境で、

その2銘柄もほぼ塩漬けに近く、

売っても、たかが知れていて、

そのまま放置。


なので、資産は、その2銘柄の株だけという惨状。


当時は、仕事と介護の両立で忙しく、

そもそも、株どころの騒ぎではありませんでした。


で、そこから、鬼のようにお金を貯めまくりました。

生活費は、親の年金でできるので、

毎月、20万円前後を貯金。

給料は、手取りで27万円前後だったと思います。


一年で、250万円くらいは貯めたと思います。

ただ、その後介護離職となったため、

鬼のようにお金を貯めた時期は、2年半ほど。


お金を貯めるだけでは増えないので、

株式投資のほうにも資金を投入。


その後、日本を取り戻す、を謳い文句にして、

安倍さんが総理に返り咲いてからは、

投資環境も改善し、

僕も多少は、

株式投資の波に乗ることができました。


バリアフリー化して建て替えた家で、

父を在宅介護し、

父が老衰で他界後、

母も末期癌で他界し、

今は天涯孤独者として、

質素な暮らしで、

生きています。




54歳貯金ゼロでも楽天家だった自分



親の介護が必要になり、

自宅を建て替えたのが54歳のとき。

で、その前年、53歳は、

僕の人生で最も慌ただしいときでした。


当時は民主党政権で、経済もどん底のとき。 


そのとき住んでいた分譲マンションは、

まだ住宅ローンが残っており、

まずはそれを売却するのが一仕事。


駅前マンションなので売れるとは思ったのですが、

不動産は底値。

売るには最悪の時期でしたが、

売らねば先へ進めません。


何とか売却でき、

ギリギリ残債もゼロにできましたが、

引っ越し費用はその月の給料から捻出。


預貯金ゼロで実家に戻り、

親の介護をしながらの往復4時間の通勤生活。

バリアフリー化のために実家を建て替えるにも、

頭金がない状態。


やむなく、

母に頭金として100万円だけ出してもらい、

あとはローンで何とか建て替えました。

当時フルタイムで働いていた僕は、

頭金を入れるまでの間に給料も何回かもらえたので、

それらも頭金に回し、金策はクリア。


その後、家は建ったものの、

外構の費用がない、と。

外構は、

僕の友人の会社にやってもらいましたが、

ちゃんともうけは出してくれよ、と言いました。


外構費用は85万円ほどかかりましたが、

これが払えたのも、働いていたから。

幸い、実家に戻ったため、

親の年金で暮らせていたので、

給料は全額、住宅関係につぎ込むことができました。


介護をしながらの長時間通勤、長時間勤務でしたが、

不安を感じる暇もないほど忙しかったのを覚えています。

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お金は全部はたいて何もなく、

むしろ気持ちいいほどのスッカラカン。


とにかく家を建て替えることにだけ全力集中し、

あとは何とでもなる、と、思っていた日々。


長くなったので、続きは、明日とします。




内省的になるほどお金を使わなくなる



僕が、ローコストで生きられるのは、

一つには、

内向きな性格であることも、

その一因かもしれません。


あまり、外交的な性格ではないのですよ。



元来が、

一人で考え事をするのが好きな人。


なので、

旅も、

一人旅が主流。


自分のペースで、

ストレスなく生きるのが、

心地良いのです。

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で、内省的になると、

自分にとって何が必要で、

何が不要かが見えてきます。


必要なものだけにフォーカスしていれば、

お金はそんなに使わずに済みます。


昨日は、友人のIさんが、

東松山から来てくれたのですが、

彼も、家計管理の達人。

お互いの経済の状況から始まって、

互いの宗教観、

更には、廃線が進む鉄道を惜しみつつの旅の計画、など、

13時から始まった対話も、

気がつけば、22時に。

9時間の対話も、

気持ちが通じ合っていると、

一瞬で過ぎ去っていきます。


Iさんも僕も、

食費と水道光熱費など、

それとごくわずかの日用品が、

支出のほぼすべて。


そこには、

質素ながらも、

精神的には豊かな生活が、

あります。




 
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